使い道に困っていた貰い物のレモン(SITO.さん提供)

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レモンを瓶の中に吊るしたまま見守る「漬けないお酒」がSNS上で大きな注目を集めている。

【写真】ウオッカと砂糖、レモンを瓶の中に吊るして作ります

「こっそり楽しみにしている"漬けないお酒"  『パディ・ドランジェ』
約5カ月経過です。底の砂糖が溶け、中のウオッカが上から黄色に。レモンはくすんだ色になってきていますが特に腐ったりカビが生えたりはしていません。アルコールすごい!」

とその模様を紹介したのは、農家・農業ライターのSITO.さん(@IaaIto)。

ウオッカをはった瓶の中に、液に触れないようにレモンを糸で吊るして放置すること約5カ月…なぜか液は黄色く色づいている。なんとも不思議な現象に、SNS上の反響は約4500いいね、約1100リポストを集め、表示回数は約86万回を超えた。

SITO.さんに話を聞いた。

--「漬けないお酒」パディ・ドランジェに挑戦しようと思われたきっかけをお聞かせください。

SITO.:貰い物のレモンの使い道に困って、Xにアイデアを募ったところ、「パディ・ドランジェ」なるものを知り、試してみたくなったからです。

--約5カ月見守るなかで、いちばん印象に残っている変化をお聞かせください。

SITO.:レモンがカビたり腐ったりせず、「そのまま」の状態で変化がなかったことです。アルコールの力を思い知りました。

--投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

SITO.:世間的にも珍しいものだというのを実感しました。継続して観察し、どのような仕上がりになるのかまで伝えていきたいです。

  ◇  ◇

投稿に対しSNSユーザーたちからは「漬けないお酒なんてあるのか」「レモンが宙に浮いているのかと思った」「やってみたい」といった声が次々と寄せられた。レモンの成分が液に移るのは、液体に直接触れなくても揮発性の香り成分だけが気化してアルコール側に移るからだそう。レモンを漬け込むと皮の内側の苦味まで溶け出してしまうが、この方法だと皮の良い香りだけを抽出することができるらしい。

パディ・ドランジェ仕上がるまでの観察はこれからも続く。気になる人は、ぜひSITO.さんのXアカウントをチェックしてみてほしい。

なおSITO.さんは農家・農業ライターとしてXのほかブログ「あるのは探究心」でも情報発信しているので、農業にご興味のある方は要チェックだ。

(まいどなニュース特約・水上 侑子)