Snow Manの深澤辰哉(C)日刊ゲンダイ

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 推しを守るつもりが、推しの仕事を奪う--。そんな皮肉な騒動が起きた。9月27日放送の「有吉ぃぃeeee!」(テレビ東京系)にSnow Manの深澤辰哉(34)が出演し、MCを務める有吉弘行(52)から「ゆかりが薄い」「部外者」などとバラエティーらしいいじりを受けたところ、深澤のファンとみられるXユーザーが有吉を批判し、深澤本人にも「番組へ出ないで」と求めたのだ。

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 すると有吉はその投稿を引用し、「2度と出ないでくれと本人に伝えます」と返信。投稿者はその後アカウントごと削除したとみられ、有吉の投稿は9月29日現在、約3562万回表示される騒ぎとなっている。

 当の深澤は28日、インスタグラムで「今回も楽しかったです!」「有吉さん!是非またお願いします お仕事ご一緒したいです!」と投稿。本人同士には何のあつれきもないことをうかがわせており、推しへのいじりを許容できなかった一部ファンの暴走と見る向きが強いが、このまま放置すると今後のアイドル活動に影響が出るのでは、という意見もある。

■数字が取れてもファン対応までがセットの時代に

「怖いのは、ファンが本人に代わって『これは許せない』『この番組には出ない方がいい』と仕事の可否まで判断し始めていることです。テレビなどの制作側からすれば、アイドル本人が扱いやすくても、少しいじっただけで大量の批判が来るとなれば起用に慎重にならざるを得ません。人気があるほど数字は期待できますが、ファン対応までセットで考えなければならないタレントと思われれば、それ自体がキャスティング上のリスクになります」(芸能関係者)

 Snow Manを巡っては過去にも、「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)の企画でメンバーが都内に出没すると告知された際、一部ファンが街中を捜索し、無関係の一般人をメンバーと間違えたうえで心ない言葉を投げかけたとして問題になったこともある。ファンの熱量は人気の証しだが、一線を越えれば本人たちの足を引っ張るリスクになり得るのは間違いないだろう。

「WEST.が9月末で活動を終え、timeleszもメンバーの逮捕による活動休止を抱えるなど、STARTO所属グループを取り巻く環境は大きく変わっています。その中でSnow Manはグループとして安定して活動し、個々のメンバーもドラマやバラエティーで活躍しています。だからこそ、これから重要になってくるのは、ファンも含め、面倒ごとがなく、共演しやすいグループという信用を維持できるかでしょう。本人たちが『いじりも仕事として楽しんでいます』と適度に発信するだけでも、ファンへの牽制にはなりますし、今後はそういったファンを制御できるか、という手腕も司会者や制作側に求められてくるのではないでしょうか」(テレビ制作関係者)

 深澤は2022年に同番組へ初出演し、23年、今年8月にも同番組に登場している。ゲームやトークを通じて有吉からいじられながらも、継続して呼ばれる関係を築いてきた。だからこそ今回、一部ファンによる暴走により、当人たちが積み上げてきた関係性まで壊しかねない事態になったことは、ファン側も認識する必要がありそうだ。

 Snow Manは、ファンが守るべき新人アイドルではなく、中堅の域に差し掛かっている。ファンは過保護過ぎないか自分の胸に手を当てて考えた方がいい。

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