攻守に躍動している鈴木。(C)Getty Images

写真拡大

 プレミアリーグに挑戦してから称賛の声が相次いでいる鈴木彩艶だが、所属するアストン・ビラの元スカウトであるブライアン・キング氏は、日本代表守護神に厳しい見解を示している。

 アーセナルとのデビュー戦以降、高精度のフィードや鋭い反応のセーブで評価を高めてきた鈴木。前節トッテナム戦でも、たびたびのピンチを阻んで序盤に苦戦したチームを救った。その活躍はプレーヤー・オブ・ザ・マッチやリーグ公式週間ベストイレブン選出というかたちで報われている。

 だが、先日も日本代表守護神を「まったく気に入っていない」と酷評したキング氏は、『Football Insider』で、鈴木を元マンチェスター・ユナイテッドGKのアンドレ・オナナと比較。同じくイタリアでの活躍を受けてイングランドに渡ったが、ユナイテッドでの苦戦から2シーズンでトルコに去ったカメルーン代表に似ていると指摘した。

 キング氏は「私が見る限りでは、彼はもうひとりのオナナだ。ユナイテッドがミラノから獲得したときに熱狂していた彼に、とても似ていると思う」と述べている。

「プレーのスタイルも同じタイプだ。実際よりもっとシンプルに見えるセーブをスペクタクルに見せることがある。彼の見た感じや試合へのアプローチから、ユナイテッドが獲得したオナナにとても似ていると思う」

「そして彼がどうなったかは知ってのとおりだ。アストン・ビラの新戦力に同じことが起きないように願おう。プレミアリーグでトップクラスの守護神になると言うには、まだ証明しなければいけないことがある」
 
 同氏は「ユナイテッドに加わった選手と、非常に似た年齢にサイズ、プレースタイルだ。彼をめぐってあれだけの熱狂ぶりだったじゃないか」と続けた。

「彼(オナナ)は素晴らしいか絶望的かのどちらかだった。この子(鈴木)が見事なプレーを続けられるかどうか、興味深いね。彼には常にミスがあり得ると思う」

 もちろん、すべての人間を納得させることは不可能だ。大事なのは、ウナイ・エメリ監督が鈴木を高く評価し、称賛しているという事実だろう。鈴木が今後、さらなる活躍でキング氏の評価も覆せることを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】相手GKの慌てぶりに注目! 度肝を抜く鈴木彩艶のフィード