【アジア大会】〝豊臣秀吉問題〟を組織委が釈明「歴史的評価を発信する意図はなかった」
愛知・名古屋アジア大会の公式イベントに〝豊臣秀吉〟が登場したことを受けて、韓国の大韓体育会が正式に抗議を表明した問題について大会組織委員会が説明した。
物議を醸しているのは、大会開幕を控えた15日に行われた各国選手が宿泊するクルーズ船の入港イベント。「名古屋おもてなし武将隊」と称して、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に扮した人物たちが登場した。
この中で豊臣秀吉は、歴史的な経緯もあって韓国では議論を呼んでいる背景があり、同国メディアが一斉に問題視。その後に大韓体育会が抗議を表明し、大きな波紋を呼んでいた。
23日に会見した大会組織委員会の大参孝彰事務局次長は、この件について言及。「回答の中で、我々の唯一の目的は45の国と地域を一つにまとめることであり、唯一の関心事は、選手や役員が今大会で最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備を整えることであると述べた。それ以外の意図は一切ありません」と語った。
そして、豊臣秀吉問題に書簡を送付したかどうかについても回答。書簡を送ったとした上で「特定の人物の歴史的評価や、政治的なメッセージを発信する意図はなかった。愛知・名古屋は『戦国大名の生誕地』を観光ブランドとして掲げている。これは豊臣秀吉そのものについてではなく、この地が戦国大名たちが生まれた土地であるという点に関するもの。私たちはこの地域の歴史と文化をもって選手や役員を歓迎したかったと説明した」との見解を示した。
今後は韓国がどのような反応を示すのか注目される。

