【卓球】日本男子団体、60年ぶり金メダルに王手! 張本智和「ここで勝てば大きな意味を持つ」準決勝で難敵・韓国を撃破 44年ぶりの銀メダル以上確定…アジア大会
◆愛知・名古屋アジア大会 第5日 卓球(23日、スカイホール豊田)
男子団体準決勝が行われ、松島輝空、張本智和、戸上隼輔で臨んだ世界チームランク2位の日本が、同7位の韓国を3-0(3-1、3-0、3-2)で退け、決勝に進出。1982年ニューデリー大会銀以来、44年ぶりの銀メダル以上が決定し、66年バンコク大会以来、60年ぶりの金メダル獲得に王手をかけた。86年大会以来、40年間決勝に進んでいた難敵・韓国の壁を1つ乗り越えた。
1番手で世界ランク3位の松島が同11位の張禹珍(チャン・ウジン)とのエース対決。前回23年大会で3つのメダルの張に対し、第1ゲーム(G)から競り合い、迎えた9-9。台から離れた激しいラリーとなり、強烈なフォアドライブを決め、雄たけび。ゲームを先取した。第2Gは5-5からサービスが仕切り直しの判定となったが、冷静に戦って連取。第3Gは失い、2-1の第4G。4-3で不意打ちのロングサービス。一気に流れを呼び込んだ。
2番手は同4位の張本が同36位だが、通算4勝6敗の妟宰賢(アン・ジェヒョン)と対戦。第1Gは9-8でサーブを注意され、リズムを崩した。それでも9-10から強打で追いつくと、最後はバックハンドで左隅に打ち抜いた。接戦を取ると、第2Gも連取。2-0の第3Gは終盤8-9で台上で小さくスイングするフリックをバックに攻めた。3連続得点で完勝だ。
勝利のバトンを受けた同13位の戸上が同23位の20歳・呉晙誠(オ・ジュンソン)と対戦。第1Gは韓国の新星に取られたが、第2Gは強打の打ち合いで流れをつかみ、奪い返した。1-1の第3Gは、多彩なサーブなど早い展開で主導権を握り、怒とうの8連続得点。そこから暗転し、1点差まで迫られたが、このゲームを取った。2-1の第4Gは取られたが、フルゲーム激闘を制し、チームを快勝に導いた。
“アジア版五輪”で、日本は前回23年杭州大会の準々決勝でイランに敗れた悔しさを胸に、60年ぶり3度目の優勝を目指す。松島、張本のダブルエースを擁し、1次リーグはモルディブに3-0、ウズベキスタンに3-0で2連勝し、B組首位突破。22日の準々決勝でカザフスタンを3-0で下し、1試合も失わずに4強入りした。24日の決勝は中国と台湾の勝者と戦う。
松島「決勝進出できてよかったが、目指しているのはここじゃない。相手が中国でも自分たちのプレーができれば勝てる」
張本「いい試合ができた。決勝は相手が中国だろうが、関係ない。中国はオリンピックと同じくらいかけてきているし、ここで勝てば大きな意味を持つ」
◆日本男子出場登録選手
▼松島輝空
▼篠塚大登(東都観光バス)
▼宇田幸矢(協和キリン)
