試合どころじゃないトラブルに怒る韓国 運営ミスが続く日本に向けられた疑義「日本人のブランドを崩しかねない。国際問題水準だ」【アジア大会】

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日本との決勝を前に移動でのトラブルに直面していた韓国代表(C)Getty Images

 32年ぶりに日本開催となった愛知・名古屋アジア大会。45か国から43競技に1万7000人が集う一大イベントは、運営上の考えられないようなミスが悪目立ちする状況が続いている。

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 聞こえてくるのは、各国の選手や関係者から不満や不安の声ばかりだ。建設資材の高騰を理由に建設を断念した選手村に代わって採用した宿泊拠点を分散させる方式は、既存のホテルの不足に加え、大型クルーズ船とコンテナ型宿舎は、入村した選手から室内の水漏れやベッドのサイズの不備が報告されている。

 また、移動バスが手配通りに動かず、選手が空港や施設に足止め状態となる騒動のほか、練習環境などをめぐるトラブルも尽きない。ゆえに海外メディアからの評価もシビアな言葉が並んでいる。

 韓国メディア『MHN Sports』は、混乱が続く一連の状況について「精巧な日本人の持つブランドを崩しかねない。国際問題水準だ」と糾弾。「大会を追うごとに次々と課題が噴出し、現時点で日本開催の利点がない。アジア大会が日本にとっては、むしろマイナスとして作用していると言っていい」と辛辣な意見を飛ばした。

 また、韓国メディア『My Daily』は、9月20日に行われたバスケットボール男子の決勝前に、韓国代表が移動バスの手配ミスで事前練習を中止する一大事をクローズアップ。「大韓体育委員会は、OCAに抗議文を送付するとともに、日本の組織委員会幹部との面談を要請する計画だ」と舞台裏を紹介。各国選手団からトラブルが報告されている現状をふまえて、運営に対する疑義を向けた。

「すでに数々の物議を醸していたが、ついに決勝戦の日にバスが来ないという荒唐無稽な事態まで発生してしまった。結局、代表チームは決勝で勝利し、金メダルを獲得したが、相手が開催国である日本であるため、練習中止の騒動は意図的な行為だったのではないかと疑わざるを得なくなる」

 大会の閉幕は10月4日。ここから状況が改善されなければ、今大会は日本スポーツ界の“黒歴史”となりかねない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]