気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」で台風25号の最新情報を解説した。2026年9月21日夕方時点で、台風の影響により関東を中心に大雨となり、伊豆大島では特別警報が発表されている。松浦氏は、土砂災害に最大級の警戒を呼びかけている。

大型で強い台風25号は房総半島沖を北東へ進み、関東南部や静岡県の一部が暴風域に入っている。台風本体に伴う活発な雨雲が関東南部から伊豆諸島にかかり、北側の秋雨前線の影響で東北の太平洋側でも雨が強まっている。台風と前線は東へ進み、22日には日本から離れていく見通しだ。

ただ、関東南部から伊豆諸島には風が集まる領域があり、雨雲が組織化しやすい。夜は陸から冷たい風が流れ出し、沿岸前線として雨雲が発達しやすくなる可能性もある。台風の進む速度も秋の台風としてはそれほど速くないため、21日夜いっぱいは活発な雨雲がかかり続ける状況に注意が必要だという。

22日夕方までの予想24時間降水量は、多い所で関東200mm、東北・伊豆諸島100mm、東海80mm。関東や伊豆諸島では21日夜にかけて線状降水帯が発生するおそれもある。松浦氏は、線状降水帯が発生しなかったとしても、活発な雨雲の帯がかかり続ければ急激に雨量が増えるおそれがあると指摘した。関東では21日夜いっぱい、1時間に最大70mmの非常に激しい雨が予想されている。

大雨だけでなく、暴風と高波にも警戒が必要だ。21日の予想最大風速は伊豆諸島40m/s、関東・東海30m/sで、主に海上を中心に猛烈な風が予想される。海岸付近でも瞬間的に40m/s以上の風が吹くおそれがある。波の高さは伊豆諸島9m、関東8m、東海7mの予想。22日も初めのうちはうねりを伴う高波が続く見込みだ。

伊豆諸島北部では、21日夜いっぱいは土砂災害に最大級の警戒が必要となる。関東や東北も含め、雨が弱まった後も22日明け方までは地盤の緩みが続くため、土砂災害に厳重な警戒が必要だという。松浦氏は、中小河川の急な増水や氾濫のおそれにも触れ、危険な場所から離れて過ごすよう呼びかけた。

台風25号が過ぎ去った後も、今週は新たな熱帯擾乱が発達する見込みで、影響が予想される場合は解説動画で続報を伝えるとしている。

チャンネル情報

マニアック天気へようこそ!気象予報士の松浦悠真です。こちらはマニアックな天気解説をするチャンネルです。静岡のテレビ局で気象キャスターもやっています。皆さんの命は僕が守ります。所属:(株)ウェザーマップ メンバーシップ加入でさらにマニアックな気象情報を受け取れます!仕事の依頼はウェザーマップまで。