代表初招集で注目のマリノス谷村海那。日の丸を背負う重圧に不完全燃焼も誓う「結果で示したい」
9月17日に日本代表のメンバーが発表され、初招集された横浜F・マリノスの谷村海那。今節の水戸ホーリーホック戦は、そのメンバー発表から2日後のリーグ戦とあって、トリコロールの背番号9に注目が集まった。
4-2-3-1の最前線に入った谷村は、フル出場を果たした。攻守にハードワークし、チームの勝利に貢献したが、谷村自身は無得点に終わった。
試合後に谷村がそう振り返ったように、プレーに精彩を欠く場面が散見された。いつもなら競り勝てる場面で勝てず、ロングボールもなかなか収められない。味方との連係が上手くいかず、孤立気味になるシーンもあった。
何度か好機も訪れたが、仕留められず。特に48分の決定機は、ゴールエリア手前から続けて二度もシュートを放つが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれた。
花巻東高から国士舘大へ進学し、2020年に当時JFLだったいわきFCに加入した谷村は、クラブとともにJ3、J2へと駆け上がってきた。そして25年7月にJ1の横浜FMにステップアップし、28歳で日本代表に初選出。誰にでも日の丸を背負う重圧はあるはずだが、谷村の経歴を考えれば、より感じてしまうのも無理はないだろう。
「ずっといわきにいて、他のサッカー選手より人との関わりが少ないと思うし、自分でも未知なので、そういうなかでやるのは苦手なところもあります。そのプレッシャーとかもあって不完全燃焼でした」
それでも谷村も「これじゃだめだと思えた」と述べ、「そういうプレッシャーに勝ってこそ、代表にもずっと選ばれる選手になると思うので、打ち勝っていかないといけない」と前を向く。
日本代表は今回4試合が組まれており、谷村にもチャンスが与えられる可能性は十分にある。その機会に向けてストライカーは「結果で示したい」と誓った。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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