ヒーローインタビューでポーズをとる大城卓三(左)と田中将大(カメラ・清水 武)

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◆JERAセ・リーグ 巨人14-1中日(19日・東京ドーム

 巨人が今季最多の14得点と打線がつながり、中日に連勝した。初回から大城卓三捕手の2点タイムリーで先制。4回に3者連続安打を含む5安打を集中し、打者11人&5者連続打点の猛攻で一挙6点を追加して試合を決めた。先発の田中将大投手が、要所を締めて7回1失点の好投で、4か月ぶりの白星となる今季4勝目。首位・阪神の試合がナイターのため、デーゲームのジャイアンツが勝利した時点で、ゲーム差はひとまず0・5に縮まった。

 東京ドームが沸きに沸いた。打者11人、一挙6得点の猛攻。2ー1の4回、得点力不足に苦しんでいた打線が、久しぶりにつながった。1死満塁から、吉川尚輝のタイムリーを皮切りに、泉口&ダルベックが連続適時打。大城が中犠飛で続き、トドメは坂本のタイムリーと、なんと5者連続打点。8-1とリードを広げ、試合を決めた。

 道を切り開いたのは、尚輝のバットだった。1軍復帰2戦目。「2番・二塁」と上位打線に名を連ねた。初回1死から、復帰後初の安打を左前へ運ぶと、3番・泉口が左翼線二塁打で続き二、三塁に。2死後、大城の「初回のチャンスで先制することができて良かったです」という中前2点タイムリーで先制のホームを踏んだ。盗塁王争いを繰り広げるなどの大活躍で主に1番打者としてチームを引っ張っていた浦田俊輔が、痛恨の負傷離脱。だが、吉川尚輝が1軍の舞台に戻り、その穴を埋めた。

 ベテランの技も光った。9月5日の広島戦以来の先発となった田中将大が、要所を締めて7回を1失点の粘投。打線も6番に坂本、7番に丸が入るなど、優勝争いの経験が豊富な3人が同時にグラウンドに立ち、それぞれの役割を果たしてチームを支えた。

 巨人打線はその後も5回に、ダルベックと大城が連続タイムリーが放つなど攻撃の手を緩めず、9月5日の10得点以来となる2ケタ得点をマーク。6回には佐々木に10号2ランも飛び出すなど、4点を追加。今季最多の14得点と打線がつながった。

 久しぶりの大勝で、登板の続いていたリリーフ陣にとっても大きな勝利となった。DeNAに3タテを喫した後、中日にこれで2連勝。この時点で、ナイターの阪神にひとまず0・5差に迫った。このまま勢いで、首位を追い詰めていく。