餃子マニア5名が3カ月間審査した「JAPAN餃子大賞2026」銘店部門。カウンターで目の前で包まれる餃子が最高金賞

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餃子をこよなく愛する餃子マニアたちが、本気で審査を重ね「本当に旨い餃子」を決定するJAPAN餃子大賞。第2回となる2026年は、餃子専門店に加えてスーパーの総菜餃子、通販で買える冷凍餃子も徹底審査!今、日本で食べられる最もおいしいひと皿が、ついに決定した。今回は、「餃子銘店大賞」を発表。餃子マニア5名が、それぞれ一都三県の餃子の銘店を3カ月間にわたって調査。皮と餡の完成度や調理技術などの“味覚”、独創性や地域性などの“付加価値”、食体験や空間演出などの“体験価値”の3つの側面から審査を行い、最高金賞&金賞が選出された。

JAPAN餃子大賞とは

2025年、日本が誇る“究極の日常食”の王者を決定すべく立ち上がった、本誌主催の「JAPAN餃子大賞」。餃子を愛するレジェンドたちによる、注目のアワードだ。今年は餃子専門店の最高峰を決定する「餃子銘店大賞」に加え、スーパーで購入できる餃子の頂点を決める「総菜餃子大賞」、通信販売で取り寄せできる餃子の逸品を選ぶ「通販餃子大賞」を新設。厳正な審査が行われ、各部門で9~11の店舗や事業者を金賞に選出した。その中から、もっとも優れた餃子店とおいしい総菜餃子および通販餃子が、最高金賞を手にする!

最高金賞・金賞を決めるのは7人の“愛餃家”

自らも餃子を包む、餃子愛好家のレジェンドたちが「本当に旨い餃子を決めようじゃないか」と立ち上がった!銘店大賞は昨年に続き、焼き餃子協会の代表や「餃子マニア NO.1決定戦」王者、餃子芸人など、餃子愛にあふれる5人が担当。それぞれが一都三県の名店を巡って徹底調査を行った。新設された通販餃子大賞と総菜餃子大賞には、日本コナモン協会の会長と冷凍食品の専門家が初参戦! 最強の7人が一堂に会し、ノミネートされた選りすぐりの餃子を試食して審査を行った。

審査員の皆さん。左から、熊谷真菜さん、クック井上。さん、小野寺 力さん、オガサワラガクさん、松田理奈さん、塚田亮一さん、西川剛史さん

一般社団法人 焼き餃子協会 代表理事:小野寺 力

東京餃子通信 編集長:塚田亮一

餃子超人:オガサワラガク

料理芸人・餃子芸人:クック井上。

愛餃家・ヴァイオリニスト:松田理奈

冷凍食品PR連盟 連盟会長:西川剛史

一般社団法人日本コナモン協会会長:熊谷真菜

【最高金賞】『吉春』@国領

本場・中国のホテルで腕を振るっていた吉村千恵子店主が、2020年にオープンさせた餃子の名店。点心のプロフェッショナル・麺点師による、すべて手作りの絶品餃子が味わえる。

北海道産の小麦粉と水と塩のみで作る皮は、ひと晩寝かせてから一つひとつ成形。水餃子には強力粉をブレンドし、ツルツルもちもちの食感に仕上げる。

「打ちたての皮と四季折々の食材が織りなす餃子は、高い技術と自由な発想が生み出す、唯一無二の味わい」(オガサワラさん)。

吉春餃子水餃子5個957円、吉春餃子焼き餃子5個968円

『吉春』(手前)吉春餃子水餃子5個957円、(奥)吉春餃子焼き餃子5個968円 餡は豚肉とニラ、キャベツとシンプルな構成。米沢豚をブロックで仕入れ、包丁で叩いて挽き肉にする。水餃子はもっちり、焼餃子はカリカリ食感が楽しい

絶品の皮で包む餡には、山形産の豚肉や北海道のジビエ、地元・調布産の野菜など、こだわりの食材を使用。春はフキノトウに山菜、タケノコ、夏はトマトやキュウリ、枝豆、秋はナスにキノコ類、冬はゴボウや白菜と、旬の野菜を取り入れた限定餃子も見逃せない。

「日本の素晴らしい食材を活かしながら、季節感を大切に餃子を包んでいます」と吉村店主。

カウンターで「よだれ鶏」などの一品料理を食べながら、自分の餃子が丁寧に作られていくさまを見守るのは至福の時間だ。

店主:吉村千恵子さん「食材にはとてもこだわっています。焼酎も豊富ですよ」

審査員:小野寺 力さん「緊張感が心地よい!ライブ感&季節を映す食材選びが秀逸」

『吉春』

[店名]『吉春』

[住所]東京都調布市国領町8-1-14

[電話]042-426-8153

[営業時間]17時~22時(17時~、19時半からの2部制)

[休日]火

[交通]京王線国領駅南口から徒歩7分

【金賞】『餃子の店 ニイハオ』@幡ヶ谷

東京・幡ヶ谷の地で45年間、すべて手作りのおいしい餃子を提供し続けているレジェンド店。

「手刻みだからこそ生まれる餡の力強い食感と、もちもちの自家製皮。焼、水、揚と調理方法によってまったく違う表情の餃子が楽しめるのが魅力です」(塚田さん)。

焼餃子(9個)1400円

『餃子の店 ニイハオ』焼餃子(9個)1400円 ひと口サイズのかわいらしい焼餃子。パリパリの皮に包まれた餡は、豚肩ロースと白菜、キャベツとシンプルだが、それぞれの味わいを高め合うベストバランス

焼餃子と水餃子、揚餃子には同じ皮と餡を使用しているが、上新粉に通してから焼く、水にくぐらせてから茹で上げる、水分を飛ばしてから揚げるなど、それぞれひと手間を加え、まったく違ったおいしさを実現している。

エビや豆板醤、香辛料などを使用した中国南方の調味料「沙サーチャージャン茶醤」を酢と醤油で割り、青ねぎを加えたオリジナルの特製タレとともに、唯一無二の味を楽しもう。

店主:野坂由郎さん「創業以来、手作りで作り続けています。金賞受賞、光栄です」

審査員:オガサワラガクさん「手間と技術、経験とひたむきな情熱による究極で至高の餃子」

『餃子の店 ニイハオ』

[店名]『餃子の店 ニイハオ』

[住所]東京都渋谷区西原2-27-4・2階

[電話]03-3465-0747

[営業時間]17時~22時(21時半LO)

[休日]日・月

[交通]京王新線幡ヶ谷駅南口から徒歩3分

【金賞】『えびすの安兵衛』@恵比寿

高知の「飲んだ後は屋台の餃子でシメる」という文化を育ててきた、『屋台安兵衛』の餃子が楽しめる人気店。

「焼きたての薄皮餃子をまるごと頬張ると、パリパリとした皮の食感のあとに、ニラとショウガの香りが鼻に抜け、心に活力が満ちてきます」(小野寺さん)。

屋台餃子(7個)550円

『えびすの安兵衛』屋台餃子(7個)550円※写真は2人前 クリスピーな超薄皮餃子は、お腹がいっぱいでも食べてしまう魔性の味。にんにくのありなしをセレクトできる。ダシで味わう水餃子やシメのラーメンなども人気だ

ひと口サイズの薄皮餃子は、香味野菜でとったスープで蒸し焼きにしてから、多めの油で揚げ焼きにして仕上げる。

「同じスタイルの餃子はいくつかありますが、安兵衛を訪れるたびに唯一無二を実感します。焼く直前に包まれる超薄皮と小ぶりの餡は、確かな味わいを残しながら口の中で溶けていきます」(松田さん)。

屋台を思わせる店内で、「やかんビール」とともに味わいたい。

店長:藤原 将さん「恵比寿の街で高知の屋台気分を味わってください」

審査員:松田理奈さん「溶けるを超えて、身体に染み込む唯一無二の餃子」

『えびすの安兵衛』

[店名]『えびすの安兵衛』

[住所]東京都渋谷区恵比寿4-9-15

[電話]03-3445-3008

[営業時間]16時~24時※土・日・祝は15時~

[休日]無休

[交通]JR山手線ほか恵比寿駅東口から徒歩6分

【金賞】『餃子館』@八幡山

中国東北部・吉林省出身の須藤店主が、1987年に開いた餃子専門店。中国の伝統的なスタイルを守りながら、長年にわたって夫婦ふたりで厨房に立ち続けている。

「お店の中心はL字のカウンター。カウンターの外の冷凍庫の上で皮を伸ばして餃子を包むお母さん、そしてそれをカウンターの中で小気味よく料理していくお父さん。その風景を眺めながら食べる11種類の餃子は絶品です」(クックさん)。

ニラ玉餃子 500円

『餃子館』ニラ玉餃子 500円 モチモチの皮に、にんにくを使わず野菜の味わいを活かした餡がぎっしり。リズミカルに皮を伸ばしては包み、焼き上げる夫婦の技術とコンビネーションも名物のひとつだ

中国東北地方の味を基本に、豚挽き肉にさまざまな野菜を組み合わせ、注文を受けてから皮を伸ばして包んで焼く。素材のおいしさを最大限引き出すために、毎日微妙に配合を調整しているという。

ニラ玉など定番焼餃子のほか、季節の限定餃子も見逃せない。

審査員:クック井上。さん「おいしさとお母さん、お父さんの愛が包まれています」

『餃子館』

[店名]『餃子館』

[住所]東京都世田谷区上北沢4-29-19

[電話]090-2446-0229

[営業時間]17時半~22時※早じまいあり

[休日]月、第1・3火

[交通]京王線八幡山駅から徒歩4分

【金賞】『餃子坊 豚八戒(ちょはっかい)』@阿佐ヶ谷

美しく羽を広げたビジュアルにまず驚き、薄皮のパリパリ感とスープが染みたやさしい味わいの餡にうっとり。

中国から仕入れるという、9種のスパイスのバランスも絶妙だ。小気味よい食感とやさしいおいしさで、いくらでも食べられてしまう魔性のひと皿が揃う。

華餃子(羽根付焼餃子)720円

『餃子坊 豚八戒』華餃子(羽根付焼餃子)720円 さまざまなスパイスが効いた美しい羽根付き餃子。餡は豚挽き肉、キクラゲ、シイタケ、玉ねぎ、キャベツ、ニラが入り、8時間炊いたスープが沁みた旨みたっぷりのやさしい味

「日本人が好きな焼餃子の完成形。5種類の餃子は、どれも緻密で大胆、そして贅沢な仕立てです。訪れるたびに、『全部食べたい』という煩悩が生まれます。カウンターも天竺(離れ)も、2階の個室もエキゾチックな空間で、品書きにも味わいがあります。なによりマスターのおおらかさが、この店いちばんの魅力」(小野寺さん)。

「餃子宴会をやるなら、ここの2階席がベスト」(塚田さん)。

審査員:小野寺力さん「緻密で大胆、贅沢な仕立ての5種の餃子」

『餃子坊 豚八戒』

[店名]『餃子坊 豚八戒(ちょはっかい)』

[住所]東京都杉並区阿佐谷南3-37-5

[電話]03-3398-5527

[営業時間]18時~23時(22時半LO)

[休日]日・月

[交通]JR中央線阿佐ヶ谷駅南口から徒歩2分

【金賞】『赤坂 みんみん』@赤坂(※『みんみん』は本来漢字表記、「みん」は王へんに民)

渋谷の日本焼餃子の元祖『みんみん羊肉館(※『みんみん』は本来漢字表記、「みん」は王へんに民)』から暖簾分けを許され、1965年に創業した草分け店。50年以上にわたり、赤坂の地で伝統の味を守り続けている。

酢にたっぷりのコショウを振って、肉汁が溢れ出る絶品餃子につけて食べるのがみんみん流。ご飯にもビールにも絶妙に合う。

焼餃子(6個)770円

『赤坂 みんみん』焼餃子(6個)770円 伸縮性の高い厚めの皮を使って、たっぷりの餡を包み込む。餡は粗挽きの豚肉に白菜、ニラ、ねぎ、ショウガ。水餃子も同じ餡を使用、どちらもボリューム満点で大満足

「『酢コショウ』という新しい餃子文化を世の中に定着させた功績はまさに偉大。忘れてならないのは隠れた名物の『ミソギョーザ』。老舗店でありながら餃子の楽しみ方を広げてきた発想力で、今後も餃子ファンを驚かせ続けてほしいです」(塚田さん)。

昼も夜も大勢の客で賑わう店内では、毎日1000個ほどの餃子が鉄板で焼き上げられている。

炒飯や麺類にも名作が多い、まさに“銘店”だ。

審査員:塚田亮一さん「餃子の楽しみ方を広げてきた発想力が見事な老舗店」

『赤坂 みんみん』

[店名]『赤坂 みんみん』(※『みんみん』は本来漢字表記、「みん」は王へんに民)

[住所]東京都港区赤坂8-7-4

[電話]03-3408-4805

[営業時間]11時半~13時15分、17時半~21時半

[休日]日・祝

[交通]地下鉄銀座線ほか青山一丁目駅4番出口から徒歩10分

【金賞】『餃子 SUNSU(サンスー)』@代田橋

「おいしいものを包んで、新しいおいしさを作りたかった」と、“新餃子創作師”こと鈴木店主が開店した専門店。

自家製の皮には全粒粉を採用し、さまざまな食材のおいしさを包みこんでいる。

「王道のメソッドを軸に、ふんだんに魅せてくれる振り幅と深み、食材一つひとつへの愛。常に探求を続ける姿勢までもが1個の餃子に詰まり、厚みのある全粒粉の皮と見事に融合しています。その完成度に、毎回深い感動を覚えます!」(松田さん)。

サバと大葉のスパイス餃子 760円

『餃子 SUNSU』サバと大葉のスパイス餃子 760円 サバとシソ、そしてスパイスのバランスが絶妙で、全粒粉の皮との相性も申し分ないオリジナルの焼餃子。爽やかなシークワーサーのタレで食べる。レモンサワーと相性抜群!

定番はサバとシソの焼餃子だが、季節ごとのおいしさを包み込んだ限定餃子も秀逸。新作餃子は公式SNS でチェックできる。

カウンター6席のアットホームな空間で、豊富に揃う焼酎とともに堪能したい。

審査員:松田理奈さん「常に探求を続ける姿勢が詰まった完成度の高い餃子」

『餃子 SUNSU』

[店名]『餃子 SUNSU(サンスー)』

[住所]東京都世田谷区大原1-25-7 三美ビル3階

[電話]070-9121-3434

[営業時間]18時~24時

[休日]日

[交通]京王線代田橋駅南口から徒歩6分

【金賞】『VEGAN GYOZA』@鶯谷

ヴィーガンの店主による、カラフルな蒸し餃子が大人気のヴィーガン餃子カフェ。大豆ミートにたっぷりの野菜を合わせたカラフルな蒸し餃子が評判を呼び、インバウンド客も多く訪れる。

「肉を使わないことを制約と捉えず、餃子の新しい可能性を広げたことが素晴らしい。どの餃子も野菜の味が活かされていて、そのおいしさに驚かされます。日本発の餃子文化として世界にも羽ばたいてほしいお店です」(塚田さん)。

11種類の蒸し餃子 2700円

『VEGAN GYOZA』11種類の蒸し餃子 2700円 カラフルなビジュアルとともに、それぞれ野菜の香りと風味が堪能できる11種類の蒸し餃子。餡には大豆ミートを使い、物足りなさとは無縁。餃子の概念を覆す斬新な名作だ

一番人気は、にんにくやショウガ、シイタケ、セロリ、ピーマン、コリアンダー、ナスなど、それぞれの素材を活かしたボリューム満点の蒸し餃子や焼餃子のセット。

ラー油や味噌、岩塩などの調味料が内包され、多彩な味わいが楽しめる。

審査員:塚田亮一さん「餃子の新しい可能性を広げた世界に誇れる銘店」

『VEGAN GYOZA』

[店名]『VEGAN GYOZA』

[住所]東京都台東区根岸3-11-17

[電話]03-3871-7017

[営業時間]12時~21時

[休日]月・火

[交通]JR山手線鶯谷駅北口から徒歩5分

【金賞】『兆徳』@本駒込

1995年開業、開店と同時に席が埋まってしまうほど人気の“町中華”。

看板は甘酢餡のかかった揚げ餃子をはじめとする餃子と、ほどよい塩加減でクセになるパラパラの「玉子チャーハン」だ。

「『揚げ餃子』は揚げたてのカリカリサクサクの皮に、ほんのりレモンが香る爽やかな甘辛黒酢餡が絡んだオリジナリティ溢れる逸品。これが炒飯にもお酒にも最高に合うんです」(クックさん)。

揚げ餃子(6個)700円

『兆徳』揚げ餃子(6個)700円 甘酢餡にはラーメンのスープを加え、コクのあるまろやかな味わいに仕上げている。揚げ上がりに火力を上げることで、端はカリカリ、中はしっとりの唯一無二のひと皿に

1日600個ほど出るという餃子は、毎日職人が手包みで一つひとつ丁寧に手作りしている。

餡は豚肉、キャベツ、長ねぎ、ニラ、干しエビを入れ、 焼豚を煮込んだスープで味を調えている。

カリカリに焼き上げられた焼餃子、少し厚めの皮を使ったモチモチ、プリプリの水餃子も見逃せない。

審査員:クック井上。さん「甘辛黒酢餡が絡むオリジナリティ溢れる揚げ餃子」

『兆徳』

[店名]『兆徳』

[住所]東京都文京区向丘1-10-5

[電話]03-5684-5650

[営業時間]11時半~14時半、17時半~23時※土・日・祝は~22時

[休日]不定休

[交通]地下鉄南北線本駒込駅1番出口から徒歩2分

撮影/小島 昇(ニイハオ、えびすの安兵衛、みんみん、SUNSU)、大西尚明(餃子館)、鵜澤昭彦(豚八戒、兆徳)、西崎進也(審査員集合写真、吉春、VEGAN GYOZA)、取材/萩原はるな

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、各店こだわりと個性が詰まった、金賞受賞の餃子の画像をご覧いただけます。

※月刊情報誌『おとなの週末』2026年10月号発売時点の情報です。

【画像】王道から個性派まで。唯一無二の名品がそろった金賞受賞餃子たち(27枚)