「ストレスで、寝る前にずっと髪の毛を抜いてた」小学校でイジメられた“3軍女子”→人気セクシー女優に…八丈島出身・川越にこが語る“壮絶な子ども時代”
調理師免許を持ち、シェフとしても活動するセクシー女優・川越にこ。6月に3冊目の写真集『TRITON』(徳間書店)を発表した彼女には、多くの人が知らない壮絶な子ども時代がある。
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八丈島で育ち、小学3年生からつづいたいじめ、頼るべき親の不在--そのすべてが、今の彼女を形づくってきた。

川越にこさん ©細田忠/文藝春秋
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「2階から飛び降りようとした」孤独な島での日々
川越が生まれ育ったのは、東京都心から南へ約290キロに位置する八丈島だ。両親は川越が生まれてすぐ離婚。父はDVを理由とした裁判の末に島を去り、精神的な病を抱える母は育児を放棄した。母方の祖父母に引き取られ、島のよろず屋の「看板孫」として育った。
いじめが始まったのは小学3年生のとき。転校生がクラスに「1軍、2軍、3軍」の階級文化を持ち込み、川越は最下層に置かれた。祖父母が裕福で何でも与えてくれたことが、かえって妬みに火をつけた。荷物持ちをさせられ、ゲームを奪われ、ありもしない噂を島中に流された。
川越はいじめのことを祖父母には決して打ち明けなかった。「ストレスで、寝る前にずっと髪の毛を抜いていました」と川越は語る。朝起きるとベッドが抜け落ちた髪で真っ黒になっていた。唇の皮を血が出るまで剥き続けることもあった。
つらさを誰にも相談できず、母に何度電話しても一度も出てもらえなかった。「何度も家の2階から飛び降りようとしました」--その言葉が、当時の孤独の深さを物語る。
陸上競技で島の記録をすべて塗り替え、一躍注目を集めた
転機は中学での初恋だった。体育の先生に「この中で一番、家庭的な女になりそうだね」と声をかけられ、「もう学生じゃない」と言われるほど島の活性化プロジェクトに奔走するようになった。
陸上競技では親の世代が作った島の記録をすべて塗り替え、一躍注目を集めた。しかしその輝きもまた嫉妬を呼び、仲が良いと信じていた友人2人に3年間にわたって噂を流されていたと後に知る。
そのとき担任にかけてもらった言葉--「嫉妬されるってことは、相手は負けを認めたってことなんだよ」--が、今も川越の支えになっているという。
壮絶な子ども時代から、なぜ人気セクシー女優へと至ったのか。その経緯はインタビュー本編で詳しく語られている。
〈つづく〉
(「文春オンライン」編集部)
