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回転寿司チェーン「くら寿司」で注文した汁物に「死んだコオロギが入っていた」とするSNS投稿をめぐり、くら寿司は9月16日、保健所と外部の専門機関による調査の結果、「店内には当該生物の生息は確認されませんでした」とする声明を発表した。

ただ、声明では、投稿されたような異物の混入そのものが確認されたかについては明らかにしていない。

くら寿司は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「それ以外の詳細や推測に基づくご質問への回答は差し控えさせていただきます」と回答した。

一方、投稿者もその後、Threadsを更新。「くら寿司を一方的に責めたいという話でもありません」としたうえで、自身も調査結果を待っているとしている。

●保健所と外部機関が調査「店内に生息確認されず」

発端となったのは、9月15日にThreadsへ投稿された内容だ。

投稿者は同日、くら寿司で汁物を注文したところ、中に「死んだコオロギ」が入っていることに気づいたと投稿。「気づかず半分は飲んでしまいました」とうったえていた。

異物は店舗側が器ごと回収し、投稿者の手元には撮影した写真とレシートが残っているとしていた。

くら寿司は翌16日、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、投稿を把握していると回答。「現在、保健所にも当社からご報告させていただいており、専門機関にも調査を依頼中」と説明していた。

その後、同社は同日付で「一部のネットに投稿されている異物混入につきまして」と題する声明を発表。

保健所と外部調査機関による調査を実施した結果、「店内には当該生物の生息は確認されませんでした」と明らかにした。

●「混入そのものは確認された?」くら寿司に改めて聞いた

ただ、この声明だけでは、投稿されたような異物の混入そのものが確認されたのかはわからない。

そこで弁護士ドットコムニュースは、くら寿司に改めて、異物の混入自体は確認されたのか、また投稿者に対する法的措置を検討しているのかを尋ねた。

くら寿司は9月17日、次のように回答した。

「本件に関しましては、公的機関(保健所)および外部の専門機関による客観的な調査を実施し、その結果(店内での生息は確認されなかったこと)を適正に開示させていただいた通りでございます。それ以外の詳細や推測に基づくご質問への回答は差し控えさせていただきます」

●投稿者「くら寿司を一方的に責めたいわけではない」

一方、投稿者も9月16日、Threadsを更新し、今回の経緯や心境を改めて説明した。

投稿者によると、くら寿司側から連絡があり、異物は店舗で保管され、「何の虫なのか」「どこから混入したのか」などを調査しているとの説明を受けたという。

投稿した理由については「外食することが悪いという話でも、くら寿司を一方的に責めたいという話でもありません」と説明。「怖かった、ショックだったという気持ちと、その後どういう対応になったのかを、当事者として共有したかっただけです」としている。

現在、体調不良はないという。ただ、「もし自分ではなく子どもだったら……と考えると、精神的にはかなりショックでした」と心境を明かした。

また、自身の投稿をきっかけに「第三者への誹謗中傷や過度な攻撃などに発展することは望んでいません」と呼びかけ、「私自身もまずは調査結果を待ちたいと思っています」としている。