広島テレビ放送

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 尾道市の元上下水道事業管理者の官製談合事件を巡り、第三者委員会の設置を求める請願が否決されました。

■福原謙二 議長
「第三者委員会を設置するよう求める請願を、電子評決により採決いたします。賛成少数であります。よって、本件は不採択といたします」

 尾道市議会で採決されたのは、市民団体が求めていた官製談合事件にまつわる第三者委員会の設置についてです。賛成9人、反対18人で否決されました。
 尾道市の官製談合事件を巡っては、元上下水道事業管理者が工事の入札予定価格をもらしたとして、今年7月、有罪判決を受けています。議会では、この裁判の結果や内部調査などを踏まえ、組織的な関与は認められないとする意見などが出されました。

■尾道市 平谷 祐宏 市長
「信頼される市政の展開というのは受け止めている。コンプライアンス委員会ということも検討している。それに向かって取り組んでいく」

 一方、談合を防げなかった責任として、尾道市の平谷市長の給与を2か月間40%カットするなどとした議案は可決されました。

 これまでの経緯を整理します。
 尾道市では官製談合事件が相次いでいます。2024年、元職員が入札情報を漏らすなどの事件が発覚し、市は入札制度の見直しを進めていました。しかし、ことし元上下水道事業管理者が入札価格をもらす事件が発覚。7月に「官製談合防止法違反」の罪で有罪判決を受けました。
 こうした事態を受け8月、尾道市の市民団体は真相を解明するため、第三者委員会の設置を求める請願を市議会に提出しました。これに対し、8日に開かれた市議会の常任委員会では賛成少数で不採択となりました。
 15日に開かれた本会議で最終的な採決が行われ、賛成9、反対18で否決となり、この結果、第三者委員会は設置されないことになり議会は幕引きとなりました。

 一方、市民団体は議会や市長が十分に説明していないとして、引き続き第三者委員会の設置を求めて行くということです。

【2026年9月15日 放送】