「ないと思っていたら…」待望の再開に客も歓喜 宇城市の老舗かまぼこ店が営業再開
7月の地震の後、休業していた宇城市小川町のかまぼこ店が約1か月半ぶりに再開しました。創業約120年の安井蒲鉾店。店では朝早くから仕込みが行われていました。
7月に発生した熊本地震で宇城市小川町は震度6強の揺れに見舞われました。店の床は割れ、ほとんどの棚が倒れるなどの被害を受け休業に追い込まれます。
9月に入ってからも片づけに追われましたが、発災から1か月半がすぎた14日。水が使えるようになり、機械を久しぶりに稼働させて店を再開しました。
(安井蒲鉾店 安井久留美さん)
「やっていけるのかなって、それが一番心配でした。お客さんが待っていると声をかけられるし、話を聞いていたので、(商品を)つくったら大丈夫かなという感じはあった」
15日は近くのスーパーや道の駅にちくわや天ぷらを出荷。多くの人が心待ちにしていました。
(買い物客)
「ずっと待っていました。買い物が終わって、ないなと思って駐車場に行ったら(商品が)運ばれていたのですぐ戻ってきて買いました。家族みんな好きなので」
「よく来るけどずっと棚が空いていた。やっと入った。よかった。いつも買ってたので楽しみにしていた」
(安井蒲鉾店 安井久留美さん)
「ホッとしたのと、やっぱり作らないといけないなという責任感、待っている人たちの期待を裏切らないようにと思った」
地元で長年親しまれてきた店の復活。これからも「地元の味」を地域に届けます。
