〈兵庫県警でまた署内性行為〉「妻は妊娠中、相手は同じ課の若手女性」29歳巡査長と21歳女性巡査を懲戒処分…「1日160通LINE」「会議室や車内で…」
兵庫県警の男女の警察官が警察署内で性行為を繰り返したことが発覚し、県警は9月11日に2人を懲戒処分にしたと発表した。昨年、“懲戒処分者数が全国最多”となった兵庫県警では警察施設を利用した男女警察官による性行為も続出しており、少なくとも2017年以降、同様の事案が今回を含め5件明らかになっている。
【画像】「当直日にこっそり消えて逢瀬を重ねた」処分された巡査長と女性巡査の2ショット
ある現役警察官の一人は「大部分の兵庫の警察官はがんばっています。一部の不良警官のせいで全体がイメージダウンすることは本当に悔しい」と肩を落とした。
会議室や車で…不倫は妻の妊娠中におこなわれていた
県警や関係者によると、今回問題になった2人は県西部の基幹警察署である警察署に勤務する男性巡査長A(29)と女性巡査B子(21)だ。県警は2人を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にした。地元記者が話す。
「2人は2025年11月から今年7月の間に、当直勤務中、未明の仮眠時間帯に署の会議室や駐車場に止めたAの車の中で性行為をしたと県警監察官室は発表しました。
また勤務中にLINEで、私的なメッセージのやりとりを1日平均で約160通も送りあっていました。Aは既婚者で、B子とは不倫関係になります。
2人は同じ課に所属し同じ当直班。当直勤務の日にこっそり消えて逢瀬を重ねていたといいます。Aは今年6月に、『不倫をしていたことが妻にバレた』と上司に報告して班から外れ、もうB子には会わないことを約束したそうですが、その後も7月まで関係を続けていました。
Aは『多大な迷惑をかけたことを反省しています』と話しているそうですが、不倫は奥さんの妊娠中におこなわれていたこともあり、署内では白い目で見られています」(地元記者)
兵庫県警が深刻にとらえているのは、この種の不祥事が初めてではないことだ。
「近いところでは、2020年3月、尼崎東署の交番で妻帯者の男性巡査部長C(当時32、以下同)と独身の女性巡査D子(21)が3回に渡って情事に及んでいたことが発覚し騒ぎになりました。
2021年5月には、いずれも既婚者だった女性巡査部長E子(29)と男性巡査長F(26)、男性巡査部長G(33)が交番などで不倫を重ねていたことが発覚しました。
E子は交番で一人勤務していた時に非番のFをLINEで呼び出して交番で性交をしていました。このFと別れたE子は今度は刑事課勤務のGと付き合うようになり、署内の参考人室などでキスをしたりしていました」(当時取材した記者)
2年前にも交番で行為を繰り返していた
それだけではない。
「2024年4月には同じ署の地域課でパトカー勤務のペアを組んでいた男性巡査部長H(35)と女性巡査長I子(当時27)が、2023年8月に巡回中に立ち寄った交番内で性行為をしていたとして処分されました。
2人は当時いずれも結婚していてダブル不倫状態にあり、2人の距離が近いとの噂が出て上司が聴き取りをしたら、最初は否定しました。
しかし、見回り中の警察官が付けるGPSに2人が交番内に4時間もとどまっていた履歴があったことなどを突き付けられると観念し行為を認めています」(県警担当記者)
前の不祥事が忘れられそうになるとまた再発する“警察施設内性交事案”について、県警OBの男性は「自分が在籍していた時から珍しいことではなかった。不倫だけならいいとは言わないが、勤務中に交番やらで行為をするのは別問題だ。覆面パトのなかで何かやっていたといううわさも聞いたことがあった」と話す。
こうした実態に県民の女性は「あきれて言葉も出ません。犯罪が進化しているのに警察官が劣化してきたら県民はどうすればいいのでしょう」と怒りをあらわにする。
県民の不満と不安の原因はこれら性的な不祥事だけではない。兵庫県警では2025年、全国の都道府県警察で最も多い50人が懲戒処分を受けている。
これについて県警関係者は「警察官の不祥事を取り締まる監察官室の前の幹部が、上がってくる不祥事情報を全然処理せずに積み残し、現在の幹部になってから一気に処理が進んだとの側面もあります。兵庫県警が問題を隠さずに公表する姿勢を最近明確にしているとも言えるのですが…」と話す。
だが兵庫では現場の警察官だけが問題になっているのではない。
「2023年3月に県警トップの本部長に就任した警察庁キャリアの村井紀之氏は25年3月に転出しましたが、同年12月、本部長在任中に焼き肉店などを経営する神戸市内の業者から不適切な酒類などの提供を受けたとして警察庁長官注意処分を受け警察庁を辞職しました。
この業者の男性は焼き肉店と警備業以外に、当時県警本部に入る食堂の運営も手がけていたため国家公務員倫理規程で接待を受けることが禁じられた『利害関係者』に当たります。
県内の署長もこの男性から2023年以降、複数回酒類の提供を受け、一度はタクシー代2万円を受け取ったとして村井氏と同時期に県警が処分しています」(在阪記者)
不倫どころではない不祥事も
上は本部長から下は巡査まで。階級に関係なく規範から逸脱する行為が噴出する兵庫県警。
監察官室は今回のAとB子の処分を発表した際「警察職員としてあるまじき行為で厳正に処分した。再発防止に努める」と地元メディアにコメントを出したという。
警察官としての「あるまじき行為」を根絶できるのか。市民の厳しい目が注がれている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
