1回、佐々木の適時打で二走坂倉が生還(撮影・佐々木彰尚)

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 「ヤクルト0-3広島」(14日、神宮球場)

 V逸決定翌日、カープ攻撃陣が意地を見せた。初回に坂倉将吾捕手と佐々木泰内野手の連続適時打で2点を先制。8月30日・ヤクルト戦(マツダ)以来、11試合ぶりの初回複数得点で流れを引き寄せ、リードを保ったまま勝利をつかみきった。

 苦手な傾向にある初対戦投手から打った。相手先発の新人・増居に対して、菊池の右前打を皮切りに2死二塁の好機を迎えると、坂倉が左翼フェンス直撃の適時二塁打。さらに次打者・佐々木は初球を捉えて左前適時打とし、鮮やかにスコアボードに「2」を刻んだ。

 坂倉は前日の試合、休養目的で29試合ぶりにスタメンから外れて代打での出場のみだった。「昨日は試合に出ていなかったので、良い入りをしたいと思っていた」。その言葉通りの一打に「最近、得点圏で打ててなかった。なんとか先制することができて良かった」と振り返った。

 佐々木は適時打後の塁上で手を強くたたいて声も上げた。チームは逆転でのCS進出が厳しい状況に置かれているが、「応援に来ているファンの方もたくさんいる」とスタンドに目を向ける。「勝利を見せられるようにという思いは常に持っている。そこの気持ちだけは忘れないようにやりたい」と前を向いた。

 「順位に関係なくやるべきことをやっていきたい」と坂倉も力を込めた。ひたむきな思いを結果で示していく。