今さら聞けないネットスラング「ドパガキ」とは?子供のスマホ依存を加速させるアルゴリズムの罠
元テレビ局員の下矢一良氏が、YouTubeチャンネル「下矢一良の正直メディア」で「【大問題】アルゴリズムの奴隷が大繁殖。ドパガキ増えすぎ問題で遂に政府が立ち上がる」と題した動画を公開した。動画では、昨今の若者を中心に広がっているネットスラング「ドパガキ」の意味と、その背景にあるネット依存の現状、そして政府の規制に向けた動きについて解説している。
「ドパガキ」とは、「ドーパミン中毒のガキ」を略した言葉である。下矢氏によると、この言葉はX(旧Twitter)の投稿で、昨今のヒット曲が集中力のない若者を飽きさせないために転調を繰り返していると批判した「ドーパミン中毒のガキ共のために」というフレーズが発端だという。現在では、スマホやゲームの強い刺激に慣れすぎた結果、静かで落ち着いた話や長い文章の読解に耐えられない人々を指す言葉として定着しつつある。
実際にネット依存は深刻化している。国が行った調査では、ネット中毒的な使い方をしている10代から20代の割合は、2018年の6.2%から直近では14.5%へと倍増した。また、1日のネット利用時間は、小学生で3時間54分、中学生で5時間24分、高校生では6時間44分にものぼる。下矢氏はこの背景に、サービス提供者側の巧みな戦略があると指摘する。「少しでも長く自分のサービスにいてもらうにはどうしたらいいかというのを各社研究しまくっている」と語り、AIのリコメンド機能やショート動画の自動再生によって、ユーザーの脳に報酬を与え続け、無意識のうちにスワイプを繰り返す“自動運転状態”に陥らせていると警鐘を鳴らした。
この事態を重く見た自民党は検討会を立ち上げ、来年の国会で何らかの規制をかける法案の提出を目指しているという。最後に下矢氏は、配信者側への影響として、よりインパクトを求める刺激的なサムネイルや映像が今後も増え続けていくと予測した。「ドパガキ」という言葉の裏には、アルゴリズムによって人間の時間と集中力を奪う、現代社会の根深い課題が浮き彫りとなっている。
「ドパガキ」とは、「ドーパミン中毒のガキ」を略した言葉である。下矢氏によると、この言葉はX(旧Twitter)の投稿で、昨今のヒット曲が集中力のない若者を飽きさせないために転調を繰り返していると批判した「ドーパミン中毒のガキ共のために」というフレーズが発端だという。現在では、スマホやゲームの強い刺激に慣れすぎた結果、静かで落ち着いた話や長い文章の読解に耐えられない人々を指す言葉として定着しつつある。
実際にネット依存は深刻化している。国が行った調査では、ネット中毒的な使い方をしている10代から20代の割合は、2018年の6.2%から直近では14.5%へと倍増した。また、1日のネット利用時間は、小学生で3時間54分、中学生で5時間24分、高校生では6時間44分にものぼる。下矢氏はこの背景に、サービス提供者側の巧みな戦略があると指摘する。「少しでも長く自分のサービスにいてもらうにはどうしたらいいかというのを各社研究しまくっている」と語り、AIのリコメンド機能やショート動画の自動再生によって、ユーザーの脳に報酬を与え続け、無意識のうちにスワイプを繰り返す“自動運転状態”に陥らせていると警鐘を鳴らした。
この事態を重く見た自民党は検討会を立ち上げ、来年の国会で何らかの規制をかける法案の提出を目指しているという。最後に下矢氏は、配信者側への影響として、よりインパクトを求める刺激的なサムネイルや映像が今後も増え続けていくと予測した。「ドパガキ」という言葉の裏には、アルゴリズムによって人間の時間と集中力を奪う、現代社会の根深い課題が浮き彫りとなっている。
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略歴:PR戦略コンサルタント。テレビ東京に入社し『ワールドビジネスサテライト』『ガイアの夜明け』を製作。その後独立し、中小企業を中心に広報・PRの支援にあたる。