鉱物

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2026年9月11日、台湾メディア・聯合報は、重要鉱物の輸出管理に国際的な関心が集まる中、中国自然資源部が発表した報告書で、中国のレアアースやガリウム、ゲルマニウム、タングステンなど14種類の鉱物資源の埋蔵量が世界首位であることが示されたと報じた。

記事は、同部が11日に発表した「中国鉱産資源報告2026」によると、「第14次5カ年計画」(2021~25年)期間中に中国国内で新たに発見された戦略性鉱物の中型・大型鉱床が398カ所に上ったと紹介。このうち中型・大型の油田・ガス田225カ所を含め石油・天然ガスの新規確認埋蔵量が高い伸びを維持したほか、銅や金、カリウム塩、リチウムやヘリウム、高純度石英などの探査で大きな進展があったと伝えた。

また、同期間中に中国全土で投入された探鉱資金は累計で5000億元(約11兆5000億円)を超え、第13次5カ年計画期間(16~20年)と比べて29.3%増加したと指摘。25年末時点でレアアース、タングステン、スズ、モリブデン、アンチモン、ガリウム、ゲルマニウム、インジウム、蛍石、黒鉛など14種の鉱物埋蔵量が世界第1位となったほか、石炭、鉄、マンガン、チタン、リチウム、亜鉛、リン、マグネサイトなど9種の埋蔵量も世界4位以内に入ったと紹介している。

その上で、報告書で言及された鉱物の多くは近年中国が輸出管理を強めている品目であり、レアアースを含む軍民両用品目やガリウム、ゲルマニウム、タングステン、モリブデン、インジウムなどで相応の輸出規制措置が講じられていると指摘した。

記事によると、同時に発表された「世界鉱業発展報告2026」は、世界の鉱物需要の動向として、エネルギー鉱物の需要減速で石油が供給過剰となる一方、天然ガスは生産・消費がともに拡大していると指摘。ニッケルやリチウムなどの戦略的新興鉱物が全般的に供給過剰となる一方、貴金属はプラチナや銀が供給不足、金がタイトな需給均衡と対照的な状況にあること、先進国が重要鉱物のサプライチェーン防衛を重点化し、資源国が資源主権を強化する中、鉱業のスマート化やグリーン化が加速し、人工知能(AI)を活用した探鉱の産業化が進んでいることなどを伝えているという。(編集・翻訳/川尻)