落合博満氏 巨人・マルティネスの通算250Sに「岩瀬の407Sは簡単に抜くと思う」、理由も説明
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が13日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。巨人のライデル・マルティネス投手(29)の“将来”について言及した。
マルティネスは10日の中日戦(東京ドーム)で史上6人目、外国人投手、育成出身では初で名球会入り条件を満たす通算250セーブを達成した。
12日の阪神戦(東京ドーム)では、1-0の9回に登板。2安打されるも冷静に無失点で締めて今季39セーブ目。3年連続40セーブにも王手をかけている。
落合氏は「バッターが1番嫌な、あの身長の高さ、真上から投げてくる。バッターというのはどうしてもピッチャーの(球の)出どころを見ますから、目線が上に上がっちゃうんです。そうすると、高めに合わす、低めに目線を合わす、この高低差が物凄くバッターにとって邪魔になる。あの高さから真っすぐもそれなりのコントロールがある。フォークボールがある。だから全部が全部、ストライクに見えちゃう」と解説。
駒田健吾アナウンサーが「この(現在の)251セーブという記録はどこまで伸びていくか?」と聞くと、「岩瀬の407セーブは簡単に抜くと思います」と即答。その理由について「まだ29歳ですから。メジャーに行こうっていう気は、彼にはないですから。日本で野球をやるっていうのが本人は1番安心して野球をやれるっていう環境なんで、この先、普通にやれれば10年くらいは投げ続けるだろうと思うし、毎年30セーブすれば300。そうしたら500超えるし」と説明した。
また、「だから俺は岩瀬がやめる時には“500まで頑張れよ”って言ってやったんだけれども、407セーブで終わって“これもしかして誰かに抜かれるんじゃないのかな”っていう心配はしていた」とも話していた。
◇ライデル・マルティネス 1996年10月11日生まれ、キューバ出身の29歳。キューバ国内リーグを経て、17年開幕前に育成選手として中日に入団し、18年4月に支配下選手登録。同年5月6日阪神戦に初登板初先発。19年以降は主にセットアッパーと守護神を務め、22、24年に最多セーブ。25年から巨人に移籍し、46セーブで2年連続最多セーブに輝いた。17、23、26年WBCキューバ代表。1メートル93、93キロ。右投げ左打ち。
【ライデルの主な記録】
☆助っ人初の快挙 マルティネス(巨)が10日の中日戦で今季38セーブ目を挙げ通算250セーブを達成した。プロ野球6人目で外国人初、育成入団選手としても初となった。初セーブは中日時代の19年6月11日のオリックス戦。
☆最年少&最速 29歳10カ月、通算411試合目での250S到達は03年高津(ヤ)の34歳8カ月を下回る最年少で、05年佐々木(横浜)の435試合を抜く最速。実働9年目も佐々木と10年岩瀬(中)の12年目を3年も更新する最少年数。
☆4年連続の節目 100Sは23年、150Sは24年、200Sは昨年突破し今季は250S到達。100S以降50Sごとの区切りを4年連続でクリアしたのはマルティネスが初めて。

