【速報】北海道・十勝岳の噴火警戒レベル3に引き上げ 火口から概ね3kmの範囲で大きな噴石に警戒
9月12日午前9時30分、札幌管区気象台は北海道・十勝岳の噴火警戒レベルを3に引き上げたと発表しました。
北海道の美瑛町、上富良野町、新得町、富良野市、南富良野町では火口周辺で警戒してください。
十勝岳では、規模の大きな地震が増加しています。
噴火が発生する可能性があるため、火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石に警戒してください。
また、札幌管区気象台は午前10時、北海道の十勝岳の状況に関する火山解説情報を発表しました。
62ー2火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
[火山の活動状況等]
十勝岳では、8月17日から振幅の大きな火山性地震(硫黄沢観測点で最大振幅2マイクロメートル以上)が増加しています。
一連の地震で最も大きかったのは9月12日8時20分頃の地震で、最大振幅は、山麓の硫黄沢観測点で約24マイクロメートルと、山麓で体に感じる揺れがあった可能性があります。
8月17日以降の振幅の大きな火山性地震の発生状況は、次のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震(硫黄沢観測点最大振幅2マイクロメートル以上)
8月17日 1回
8月20日 2回
9月12日9時まで 2回
12日9時現在、62ー2火口の噴煙・噴気の状況は天候不良により確認できません。
十勝岳では、熱活動が高まった状態が続く中で、ここ1か月は振幅の大きな火山性地震が複数回発生するなど火山活動が活発化しています。
また、3月以降、山体付近のやや深部の膨張を示す地殻変動が継続し、4月以降は火山ガス(二酸化硫黄)放出量の増加が認められており、火口から概ね3kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が高まっています。
