【黒沢 健太郎】【独自】「『音楽の日』でなぜ最新曲が歌わなかったのか」Snow ManをめぐってSTRATO社とTBSが一発触発だった
業界関係者が固唾を飲んで見守っていた
メンバーの結婚や脱退でファンから悲鳴が上がっている『WEST.』だが、先頃からテレビ各局で話題になっているのは『Snow Man』を巡って発生したトラブルだという。
『STARTO ENTERTAINMENT』(以下、スタート社)とTBSが、7月18日に放送された音楽特番『音楽の日2026』(TBS系)の演出を巡って「一触即発の状態に陥っていた」(TBSスタッフ)そうで、音楽関係者一同、事態の推移を固唾を飲んで見守っていたようだ。この事態により、一時はSnow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)の存続まで危ぶまれていたという--。
いまやスタート社だけでなく全男性アイドルグループの中でもトップの地位に就くSnow Man。旧ジャニーズ事務所時代からさらなるジャンプアップを見せており、その勢いで他の期待されていた多くのグループを抜き去っていった。
「それだけに、TBSとの関係性が良好とは言えない事態に陥っていると聞いた時は耳を疑いました。ただ、詳しく事情を聞くとどうやら原因はボタンの掛け違いというか、双方の見解の違いということだったようです。あくまで『どちらが悪い』という話ではなく、両者ともに正当な主張を繰り広げた末の出来事だった」(前出・プロデューサー)
過去の楽曲だけを歌うことになった
スタート社側がすんなりと容認できなかったのは、番組内でSnow Manが披露した楽曲についてだったという。
「この日のSnow Manはスペシャルステージ扱いで、全3曲を約10分間の長尺で披露しました。当然他のアーティストと比較しても明らかな好待遇で、制作側もSnow Manの人気に期待していることがよく分かります」(レコード会社関係者)
しかし、披露された楽曲は『EMPIRE』『カリスマックス』『君は僕のもの』といずれも昨年以前にリリースされたもの。Snow Manは今年も複数の新曲を発表しているだけに、スタート社側としては、過去曲ではなく最新楽曲でのステージを期待していたのだという。
「放送前から『楽曲を最新曲に変更してほしい』という一悶着があったようです。ただ、制作側としてもSnow Manのすべての楽曲を聴き込んだ上でこの編成を作ったそうで、簡単に折れることはなかった。結果オンエアではTBSの意向が通ったという流れですが、スタート社としてはそれに不満が残った。
後日改めて話し合いが行われたものの、やはり制作側はプライドと自信を持ってステージを作っていたため『今後も方針を改めるつもりはない』と態度を軟化させなかったため、スタート社側もヒートアップしてしまったようです」(前出・プロデューサー)
前社長の存在感が拍車をかけた
結局、この話し合いが決着を迎えなかったことから、スタート社側の“振り上げた拳”は、TBSで放送中であるSnow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(『それスノ』)の打ち切りを示唆する発言にまで発展してしまったのだとか。
「こうして双方の現場が衝突するのはままある話で、一般視聴者に最適な演出をと考えるTBS側、グループのために新曲を希望するスタート社と、いずれも真っ当な主張と言えます。ただ、一番組内でのトラブルに他の番組まで巻き込んでしまったとしたら、かつての芸能界で猛威を振るっていた“圧力問題”を彷彿とさせるため、結果TBS内だけでなく社外にまで緊張が走ってしまったのは事実です。それだけテレビ各局は『あの状況を繰り返されてはたまらない』と考えているんです」(同)
ジャニー喜多川氏、メリー喜多川氏の時代、テレビ各局には旧ジャニーズ事務所担当者がおり、主にメリー氏の威光で編成やキャスティングに多大な影響を与えていたとされる。
「昨今ではメリー氏の娘ですでに退任した藤島ジュリー景子前社長が、お忍びで所属タレントの現場を訪れているという話がそこかしこで聞かれていることも、各社が“かつての影響”に敏感になってしまっている原因です。こうした過去の慣習を断ち切るためにも、ジャニーズはスタート社として出直しを図らざるを得なかったわけで、業界関係者は『かつてのジャニーズに戻ってしまうのではないか』と心配しているというワケです」(別のテレビ局関係者)
『それスノ』の打ち切りを示唆する発言はあったのか、スタート社に質問状を送ったが、期限までに回答は得られなかった。
幸いTBSとSnow Manを巡るトラブルは、それ以上大事に発展することはなくすでに解消されたという。各関係者だけでなくSnow Manにとっても、後を引かない結末を迎えたことは幸いだったと言えるだろう。
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