スポニチ

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 開幕から5試合を終えて3勝2敗で8位につけているJ2新潟は10日、新潟・聖籠町のアルビレッジで守備の確認などを重点的に行った。豊富な運動量で1トップのポジションを不動のものにしているFW若月大和(24)は、体も気持ちも充実して好調を維持。勝てばホームで3連勝となる13日の山形戦でも、攻守でチームのために走り続ける。

 その惜しみない運動量は、チームに欠かせない。1メートル70の決して大きくない体を目いっぱいに使いながら、前線で攻撃の起点となり続けている。若月は「体を張って、ちょっとでもいいから時間をつくる。それがゴールにもつながっていく」と責任感をにじませる。

 前節の横浜FC戦は0-5で大敗。それでも優勢に進めた前半には見せ場をつくった。自陣からのロングパスを収め、22分には自ら持ち運んでシュート。献身的なプレーで23分、25分には味方のシュートにつなげた。

 今季は得意のスペースに走り込むプレーに磨きがかかっている。要因の一つがコンディションの充実。今季就任した安野努フィジカルコーチの下で筋トレに励み「体の使い方が良くなって、上半身に下半身も連動している」と強調する。倒れることが減っただけでなく、屈強なDFにも懐深くに入って体を当てながら突破する場面が増えた。

 サッカーへの向き合い方も変わった。「興味がなかった」という海外のリーグやJ1などの映像を熱心に研究。特に相手DFの背後に抜ける動きは、欧州でプレーする選手を参考にフェイクの入れ方、動き直し方を取り入れ、自分のものとしている。

 昨季の百年構想リーグは副主将を経験。昨年に結婚して責任感も増し、考え方が変化した。最も大きいのは「新潟への愛がマジで強くなってきた」ことだ。プロ4チーム目で最も思い入れのあるクラブになり「絶対に(J1に)昇格させたい思いが強い。だから取り組み方が変わっている」とうなずく。

 前節の大敗もエネルギーに変える。「(開幕戦の)大宮戦で負けても、その後に3連勝した。ここから連勝すれば何の問題もない」。自信は失っていない。リバウンドメンタリティーを見せ、山形戦も躍動するだけだ。(西巻 賢介)

 ○…U-19日本代表としてU20アジア杯予選に臨んだGK松浦が、この日から練習に合流した。同予選の3試合で出場機会はなかったが、1つ上の年代に飛び級で入り「いい刺激をもらえた」と振り返る。出場を決めた来年のU20アジア杯本大会を見据え「チームでアピールしないと代表では使われない。(守護神の)バウマンからスタメンを取って、早くデビューしたい」と意欲を語った。