埼玉県警が押収したフラフープ。電気コードを取りつけ、車を解錠するための電波を増幅するアンテナにしていたとみられる(9日、岩槻署で)

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 乗用者2台を盗んだとして、埼玉県警は9日、住所不定、無職の男(28)を窃盗容疑で逮捕した。

 男らは車の電子キーが発する電波を増幅させ、正規のキーを所持していると車に認識させてドアを開ける手口で車を運び出していた。電波を増幅させるアンテナとして、電気コードを取りつけた丸いフラフープ(直径70センチ)を使っていたという。県警は男らが昨年10月以降、埼玉、千葉、茨城の各県で起きた数十台の窃盗に関与したとみている。

 発表によると、男はすでに逮捕された男と共謀して今年2~3月、さいたま市見沼区や伊奈町の駐車場で、乗用車2台など(計373万円相当)を盗んだ疑い。認否は明らかにしていない。

 フラフープは、蓮田市内に止められた、男らが使っていたとみられる車の中から7月に見つかったという。