高市首相(8月27日)=米山要撮影

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 読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所は全国世論調査(郵送方式)を共同実施し、有権者の政治意識を探った。

 高市内閣の仕事ぶりの評価は10点満点中平均5・3点で、2017年の第2次安倍政権以降7回の調査における各内閣で最高だった。これまでの高市首相の取り組みについて「評価する」との回答は「同盟国・同志国との連携強化」がトップの69%で、外交面での評価が高かった。

 内閣の仕事ぶりの評価は、高市内閣のほか第2次安倍、岸田、石破の各政権下で尋ねており、これまでの最高は19年7~8月調査の安倍内閣の平均5・2点だった。

 高市首相が昨年の自民党総裁選で掲げた政策のうち7項目について、これまでの取り組みを評価するかどうかをそれぞれ尋ねた。「評価する」との回答は「同盟・同志国連携」に続いて、「人工知能(AI)や半導体など成長分野への積極的な投資」が66%、「防衛力の強化」が61%、「税額控除(減税)と現金給付を組み合わせた『給付付き税額控除』」が52%で、これら4項目は「評価する」が半数を超えた。

 これに対し、「政治資金の透明化」は31%、「外国人問題に関する政策」は41%、「憲法改正に向けた取り組み」は45%にとどまり、それぞれ「評価しない」を下回った。

 高市首相が掲げる経済成長優先の「責任ある積極財政」の方針について、積極的に財政出動をすることに「賛成」は64%で、「反対」の33%を大きく上回った。一方、積極的な財政出動によって日本の財政が悪化するという不安を「感じる」も64%に上り、「感じない」は33%だった。

 高市首相にどのくらい首相を続けてほしいかを聞くと、「自民党総裁の任期が切れる27年9月まで」が最多の45%で、「できるだけ長く」が34%、「すぐに交代してほしい」が14%で続いた。

 調査は7月27日~8月31日、全国の有権者3000人を対象に実施し、1907人が回答した(回答率64%)。