「実はAI・半導体と深い関わりが」100倍株を狙う敏腕投資家3人が注目する“意外な銘柄”5選
◆メガトレンドに乗るための秘訣
100倍株が誕生する代表的なパターンは、メガトレンドに乗るというもの。近年で言えばAI・半導体だ。だが、株価が高く手を出しにくいのも事実。銘柄探しの秘訣を、個人投資家・投資作家の桶井道氏が解説する。
桶井道氏の注目する銘柄は、いずれもメガトレンドに乗る“隠れた”高シェア企業だ。
「食品会社のイメージが強い味の素(東P・2802)ですが、製造している絶縁材料はAI用高性能GPU(画像処理半導体)に欠かせません。世界シェアの約95%とほぼ独占状態で、『味の素がなければ、エヌビディアはGPUを出荷できない』といわれるほど。また、浜松ホトニクス(東P・6965)が世界シェア9割を握る光電子増倍管は、きわめて微弱な光を高感度にとらえ、半導体ウェーハの欠陥検査に使われる重要な部品。同社は宇宙、バイオなど広く国策にも関わっています」
◆AI関連に思えない銘柄に注目
現役サラリーマン投資家の弐憶貯男氏も一見、AI関連に思えない銘柄を推す。
「クラシル(東G・299A)はレシピ動画で有名ですが、買い物のレシートを撮影するとポイントがもらえるポイントサービス『レシチャレ』が好調。さらに、蓄積したビッグデータを生かして購買支援AIを開発し、AIエージェント事業を本格化させて小売業のDXまで手がけている。今や購買データビジネス企業として、成長を続けてます」
元・証券マン投資家のきこ氏が着目するのは“上流”の高シェア企業だ。
「メック(東P・4971)の手がける半導体向けの工業用化学薬品は、世界中の基板メーカーに採用され、高いシェアを誇る。8月に今期業績予想を上方修正し、最高益更新を見込む好調ぶりです。AI関連では、生体認証のELEMENTS(東G・5246)も外せません。個人認証システムが好調で、三井住友FG系の競合を子会社化するなど、金融機関向けのシェアを拡大。eKYC(電子本人確認)市場で7年連続トップに君臨し続けています」
