山形放送

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JA全農山形が7日示した山形県産米の概算金について吉村知事は8日「厳しい水準」とした上で販売促進に力を入れる考えを示しました。

JA全農山形は7日一等米60キロ当たりについて「つや姫」が2万円、「雪若丸」が1万7200円、「はえぬき」が1万7000円とする概算金を示しました。いずれも去年と比べて4割ほどの下落となっています。これについて吉村知事は、8日の記者会見で玄米60キロあたりの栽培にかかる経費を示したコメのコスト指標の2万535円をいずれの概算金も下回っていると指摘。生産者が営農を継続するには厳しい水準との認識を示しました。

吉村知事「県としてはJAグループ山形をはじめ関係団体と連携しながら県産米の販路拡大や需要創出の取り組みを展開し生産者が将来にわたって意欲をもって営農を継続できる環境づくりに努めてまいりたい。しっかりと販売していくことでその後の追加金も考えられる」

また、吉村知事は備蓄米買い入れの必要性を改めて訴えました。備蓄米の在庫量の適正水準は100万トンとされています。

吉村知事「昨年ほとんど放出してしまった。それをしっかり買い戻してもらうことで市場の価格が安定する方向につながると思うので力を入れてほしい」

吉村知事は、備蓄米について食料安全保障上も大切だと指摘しました。政府はこれまで約21万トンを買い戻すと表明していますが現在の備蓄量を足しても53万トンと、適正水準の半分程度にとどまっています。