伊豆諸島で記録的な大雨 土砂災害に最大級の警戒を 今夜にかけてさらに雨量増える

東京都の伊豆諸島では記録的な大雨となっていて、午前9時までの24時間に、大島町では約550ミリ、新島村では500ミリに迫る雨量となっています。新島村にはレベル5土砂災害特別警報が発表されており、すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高く、最大級の警戒が必要です。今夜にかけては、さらに雨量が増える見込みです。
伊豆諸島で記録的な大雨 土砂災害に最大級の警戒
活動が活発な秋雨前線の影響で、先日の沖縄や九州に続き、伊豆諸島でも記録的な大雨となっています。
・東京都大島町大島 549.5ミリ(9月の観測史上1位)
・東京都大島町大島北ノ山 299.5ミリ(9月の観測史上1位)
・東京都新島村 482.0ミリ(通年の観測史上1位)
・東京都神津島村 373.5ミリ(通年の観測史上1位)
・東京都利島村 343.0ミリ(通年の観測史上1位)
・東京都三宅村三宅坪田 300.5ミリ(9月の観測史上1位)
これらの大雨となっている地域では、土砂災害の危険度が高まっています。特に、新島村ではレベル5の土砂災害特別警報が発表されるなど、すでに土砂崩れなど何らかの災害が発生している可能性が極めて高い、もしくは切迫している状況で、命を守るための行動が必要です。
近畿~東北の太平洋側 今夜にかけて雨量が増える

これから7日(月)の夜にかけては、低気圧や秋雨前線の影響で、近畿から東北の太平洋側を中心に雨が降りやすい見込みです。局地的にカミナリを伴ってザッと雨脚が強まるでしょう。バケツの水をひっくり返したような激しい雨や、滝のような非常に激しい雨が降る所もありそうです。
伊豆諸島をはじめ、これまでの雨で地盤が緩んでいる場所があります。土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水、川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
冠水道路は危険 車での走行は避けて

大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。
特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。
