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ことし11月に近鉄が運行を始める、フレンチのフルコースが楽しめる観光列車。伊勢志摩旅行の楽しみが増えそうです。

【写真を見る】列車で本格的なフレンチフルコースを 近鉄の観光列車「Les Saveurs志摩」 名古屋~伊勢志摩を約2時間半で結ぶ 料金は?

高級感漂うメタリックブルーは「海」、白い部分は「砂浜」。志摩の海をイメージした車両は、近鉄の新たな観光列車「Les Saveurs(レ・サヴール)志摩」です。

(近畿日本鉄道 技術管理部(車両) 大村祐二課長)
「本格的なフレンチコースを楽しんでいただいて、優雅な旅をしてほしい」

名古屋と伊勢志摩を約2時間半で結ぶ、近鉄初の「レストラン列車」。伊勢海老や三重県産の和牛といった、地元の食材をふんだんに使ったフルコースなど、本格的なフレンチを楽しむことができます。

コースごとに異なる空間 

車内は、まるでレストランのような空間に。

(平野菫記者)
「フレンチコースを楽しめる車両は、机も大きく広々としていて、椅子もゆったりとした座り心地で落ち着いて料理を楽しめそうです」

大理石調の大きなテーブルでフルコースを楽しむ「フレンチコース」の車両は、座席が革張りで床に固定されていない椅子。鉄道につきものの荷物棚もなくし、広々とした空間を実現しています。

そして、重箱で料理を楽しむ「フレンチ膳」の車両は、プライベート空間を重視したつくり。

(平野菫記者)
「座席が少し斜めに窓の方を向いているので、景色を楽しみつつ食事をとることができます」

通路から見えにくいよう仕切りが設けられた座席は、約15度ずつ窓の方を向いて設置され、景色と食事の両方を楽しめる工夫もされています。

「Les Saveurs志摩」料金は?

「Les Saveurs志摩」は、基本週6日1日1往復の運行で、近鉄はインバウンドや東京など関東からの誘客を図りたい考えです。

(近畿日本鉄道 営業企画部 高橋悠也課長)
「(伊勢は)遷宮へ向けた取り組みやお木曳も始まって、伊勢は注目がすごく集まっている。その先の鳥羽や志摩など、伊勢志摩の魅力を提供できたら」

本格的なレストラン列車に、地元の自治体にも期待が。

(志摩市 観光経済部 出口みさと部長)
「志摩市の認知度が低いことが一つの課題。列車の名前に“志摩”が入っている。期待している」

料金は乗車券込みで1万9000円~3万6000円、運行開始は11月1日。車両名のサヴールは、フランス語で風味や味わいという意味。味わい深い列車旅が楽しめそうです。