《遠野なぎこさん一周忌に知人が困惑の声》「銀行口座が凍結されず、部屋の契約も…」“死後も口座から引き落とし疑惑”に「相続手続きが進んでいない可能性」と専門家が解説
女優・遠野なぎこさん(享年45)が亡くなってから、今年7月に一周忌を迎えた。1999年の朝ドラ「すずらん」(NHK)でヒロインを務め、バラエティなどでも活躍した彼女だが、その死は孤独だった。芸能関係者が当時を振り返る。
【写真を見る】遠野さんが亡くなった自宅マンションの現在の様子。いまだにカーテンが閉まった状態になっている
「彼女が住む賃貸マンションの部屋に訪れたヘルパーさんから『連絡がつかず部屋に入れない』と通報があり、警察が入ったところ、腐乱した遺体が見つかった。その後のDNA判定で本人と確認されました」
その後、本人のブログに「遠野なぎこ 親族一同」の書き込みとして「訃報のお知らせ」が公開。葬儀が近親者によって執り行われることなどが明らかにされたのだが──。
遠野さんをよく知る別の芸能関係者は、「死後の手続きがうまくいっていないようです」と悩ましげに明かす。
「実は、遠野さんのマンションの一室がいまだに遠野さん名義で契約され続けているそうなんです。彼女の携帯電話も解約されておらず、かけると留守電につながる。
生前使用されていた彼女名義の銀行口座も凍結されておらず、家賃やスマホ代などが請求され続けている可能性がある。家賃は14万円ほどだったので、没後から今まで口座から引き落とされ続けていたと仮定すると、家賃だけでも計180万円万前後になります」
記者がマンションを訪れると、部屋のポストには遠野さん宛の郵便物が詰まっていた。携帯電話にもかけてみたが、確かに留守番電話に繋がった。マンション住人が明かす。
「遠野さんの部屋の窓には遮光カーテンがかかっていて、中の様子を見ることはできないんです」
そもそも、本人の死後にマンションなどの契約が続くことは考えられるのだろうか。行政書士の中田多恵子氏が解説する。
「仮に親族が法定相続人でかつ相続放棄をしていないのであれば、その親族が部屋の遺留品の処理や解約手続き、口座凍結などの手続きを進めなければいけません。現在の状況をみると、通常の相続手続きが進んでいない可能性が高い」
前出の遠野さんをよく知る芸能関係者がこう語る。
「遠野さんは生前、緊急連絡先としてある親族の名前を伝えていたそうですが、その親族ともまったく連絡がつかないと聞いています」
遠野さんが住んでいたマンションの管理会社に現在の契約状況について取材を申し込んだが、「個人情報のため回答できません」とのことだった。
前出の中田氏が続ける。
「一般に、法定相続人による死後の手続きが行われないと、生前の定額契約や配信サービスのサブスクリプションが解約されず、お金が引き落とされ続けるケースはある。注意が必要です」
泉下の遠野さんは、この状況に何を思うのか--せめて安らかであることを祈る。
