新宿の百貨店でセカンドバッグを紛失した男性、交番で「あんた、ここどこだと思ってんの? 出るわけないじゃん」と言われ絶句した過去
貴重品を失くした際、真っ先に“誰かに盗まれたのでは?”と他人を疑ってしまった経験はないだろうか。自分の思い違いなのか、果たして--。
投稿を寄せた東京都の60代男性は、新宿の百貨店に会社の同僚とスキーウェアを買いに行った時のことを振り返る。男性はセカンドバッグを持ち、踊り場のベンチに腰掛けた後、立ち上がって階段を降りた。そのとき、猛スピードで笑いながら追い抜いていく小学生二人がいたという。
男性はデパートを出て電話ボックスで電話しようとした際、セカンドバッグがないことに気づいた。すれ違った小学生による置き引きを疑った男性は、交差点の角にある交番へ向かい、被害状況を話した。
しかし、警察官の対応は素っ気ないものだった。
「あんたここ、どこだと思ってんの? 新宿だよ? 出るわけないじゃん」
「置き引きした誰かが酷い人生を歩んでいる事を望みます」
この言葉で男性はバッグが出てこないことを悟り、「財布も当然なく、スキーに行くお金も払えず、暫くはさんざんな思い」をしたという。また「置き引きした誰かが酷い人生を歩んでいる事を望みます」とも綴っている。
人を疑った一方で、疑われた経験もある。男性が地元のスーパーで買い出しをしている際、「のんびり」と買い物をしている母子がいたという。
男性が目的の物を買い、袋を詰めていたときに異変が起きた。
「『あら、財布がないわ』と、明らかに私の方に言って来た」
「財布に触る時は今も緊張しますし、他人のお金に近づくのも嫌です」
その当時の状況について、男性は次のように明かしている。
「きっとその母親からしたら、私がしれーっと気にせずに店を出たように見えたでしょう。ですが、間違いなく私ではありませんし、そもそものんびり買い物を楽しんでいれば隙もできそうなものです。それを周囲を疑うなんて、その台に私しかいないから、私を疑ったのでしょうけれど、会計を済まして来たのなら、今そこにあった筈ですし、後ろを通りがかった誰かかもしれないのに、あからさまに先ず他人を疑う、自分の過失には気にも留めず」
この苦い経験を経て、男性はかつて自身が小学生を疑ったことについても考えるようになった。
「あれから私は財布を失くすことはなくなりました。財布に触る時は今も緊張しますし、他人のお金に近づくのも嫌です」
もちろん、財布を盗むほうが悪いのは間違いないが、自衛するに越したことはない、ということのようだ。
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