ドジャース・大谷翔平、投手としては「もう十分だ」...PSに向け投手復帰「断念しなければ」米メディア報道
米メディア「カリフォルニアポスト」(ウェブ版)は2026年8月31日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(32)について、「再び投手として登板するという構想を諦めざるを得ないだろう」との見解を示した。
「投手としての登板を控えるべき時が来た」
今季、二刀流としてプレーしている大谷は、左膝炎症の影響で7月4日のサンディエゴ・パドレス戦以降、登板を回避している。
左膝の状態が不安視される中、ブルペンでの調整を経て8月30日のデトロイト・タイガース戦で投手復帰を果たす予定だったが、左膝に加え右上腕二頭筋の状態が悪く、登板は見送られた。
スポーツ紙の報道によると、デーブ・ロバーツ監督(54)は、大谷の次回登板プランが「白紙」になったことを明かしたという。
このような状況を踏まえ、「カリフォルニアポスト」は「大谷翔平は、10月のプレーオフ進出への望みを高めるため、投手としての登板を控えるべき時が来た」とのタイトルで記事を展開した。
記事は「もう十分だ」と書き出し、「大谷翔平は、ズキズキと痛む左膝と、痛みを伴う右上腕二頭筋から、何をすべきかを告げられている。今こそ、その声に耳を傾けるべき時だ。彼は、今シーズン中に再び登板するという構想を断念しなければならない」と指摘した。
今季は投手として14試合に登板して8勝2敗、防御率1.79を記録。一時は、米メディアからサイ・ヤング賞(年間最優秀投手に贈られる賞)候補に挙げられるほど、好調を維持していた。打者としては、131試合に出場して打率.280、30本塁打、80打点で、出塁率と長打率を合わせたOPSは.909となっている。
「大谷は二刀流選手以上の存在だ」
「カリフォルニアポスト」は、シーズン終盤を迎え、チームにおける大谷の存在意義について言及した。
「そもそも、大谷は10月までに本格的な先発投手として準備を整えるための時間がすでにひっぱくしており、ロバーツ監督も、プレーオフで5イニングを投げられるよう彼を仕上げるのは『強引すぎる』と認めていた。大谷は二刀流選手以上の存在だ。彼は試合の流れを一変させる存在であり、10月のドジャースにおいて彼がその役割を果たせる唯一の場所は、打席の中だけだ」
今季はシーズン途中の8月2日に、交換トレードでデトロイト・タイガースからタリック・スクーバル投手(29)が移籍した。これで、ポストシーズンに向け先発投手が厚みを増した。シーズン終盤で投手復帰プランが白紙となり、大谷の今後の動向に注目が集まる。

