「なんやワレ!」軽自動車に横並びで怒鳴り散らしてきた“あおり運転”の若者が一瞬で青ざめたワケ/「軽=女性」というイメージは本当か調べてみた
今回の舞台となるのは軽自動車です。日本自動車工業会の「2025年度 軽自動車の使用実態調査」によると、軽乗用車の主運転者は64%が女性。乗用車全体では主運転者ベースの女性比率が3割台半ばなので、軽に限ると倍近い水準です。「軽=女性が乗っているクルマ」というイメージは、あながち間違いではないのかもしれません。あおり運転をする側が“反撃されなさそうな相手”を選んでいるとしたら、軽自動車が狙われやすい理由も見えてきます。
記事の後半では、あおり運転に遭遇したときに取るべき行動を、警察庁の呼びかけからあわせて紹介します。
* * *
◆急加速で近づいてくる危険なあおり運転
友人宅に遊びに行ったときにあおり運転に遭遇した遠山隼人さん(仮名・50代)。
「ランチに焼肉パーティーをすることになり、友人の奥様の運転で郊外の大型スーパーへ買い物に出かけました。友人の車は軽自動車で、車体は黄色と白色のストライプ。いわゆる女性向けのかわいい車です」
友人は、がっしりとした体型で坊主頭。目が“ぎょろり”としておりガラガラ声で、バリバリの関西弁だそうだ。一見すると“おっかない関西人”の典型みたいな人と、遠山さんは説明する。
「友人は寝不足気味だったので、車が走り出してすぐに助手席のシートを倒して、ウトウトと眠りはじめました。奥様は、後部座席の私に話しかけながら、のんびりと走っていたんです」
しばらくすると、友人の妻がバックミラー越しに後ろを気にしているようすだったという。遠山さんが振り返ると、後続車がやけに接近していたそうだ。
「運転手は若い男性でした。車体を左右に揺らしたり急加速で近づいてきたり。いわゆる“あおり運転”をしかけてきました」
◆“あおり運転”の若者が一瞬で青ざめる瞬間…
運転手を見ると、怒りながら何かを言っているようだった。遠山さんは友人の妻に「先に行かせましょう」と言い、左側の道に移動するように指示したという。しかし……。
