(左から)ドジャースのカイル・タッカー、アンディ・パヘス、テオスカー・ヘルナンデス(C)Getty Images

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米メディア『The Sporting News』は26日(日本時間27日)、ドジャース外野陣に言及。カイル・タッカー、テオスカー・ヘルナンデスの不振に加え、アンディ・パヘスが左手を骨折して負傷者リスト(IL)入りしたことで、外野陣がチームにとって最大の弱点になっていると指摘した。

■外野陣の貧打ぶりを懸念する声

ナ・リーグ西地区で首位を走るドジャース。夏には最強左腕タリク・スクーバル投手をタイガースからトレードで獲得。負傷離脱していたブレイク・スネル投手やタイラー・グラスノー投手もロースターに戻ったほか、大谷翔平投手の復帰登板も秒読み段階に入った。
ワールドシリーズ3連覇へ向けて最高のメンバーが揃いつつある中、『The Sporting News』は一抹の不安に言及。「ドジャースほど恵まれた状況にあるチームは他にない。とはいえ、懸念すべき問題がまったくないわけではない。ドジャースの場合、その問題というのは外野陣に集約される」と指摘した。
米メディア『ブリーチャー・レポート』のケリー・ミラー記者も「ドジャース外野陣は最近、かなり厳しい状況にある」とし、その理由として「単純明快、タッカーの不振とパヘスの負傷が影響している」と伝えた。
パヘスは21日(同22日)のパイレーツ戦で、左手に死球を受けて骨折。レギュラーシーズン終盤まで復帰できないばかりか、プレーオフも欠場する可能性が高くなっている。ただ、それ以上に問題なのはタッカーとT・ヘルナンデスが不振から抜け出せないことにある。

■“戦犯”の汚名を着せられる可能性

今季加入のタッカーは124試合に出場し、米データサイト『Baseball Reference』算出の勝利貢献度「WAR(Wins Above Replacement)」が0.0。T・ヘルナンデスも同様に苦しみ、96試合に出場して0.0にとどまっている。中堅手を務めるパヘスは5.5を記録しているが、現在は故障で離脱中。そのため、WARがともに0.0というタッカーとヘルナンデスが両翼を守る状況となっている。
パヘスの代わりに昇格してきたアレク・トーマス外野手が健闘し、すでにWAR0.1を記録。とはいえ、『The Sporting News』は「もしパヘスが今シーズン残り全試合を欠場することになれば、ドジャース外野陣の打撃力不足は顕著になる。そして、それがワールドシリーズ3連覇を阻む最大要因になるだろう」と主張した。
その上で「ドジャースはタッカーとT・ヘルナンデスの復調を必要としている。もし、それが実現せずにシーズンが崩壊した場合、彼らは“戦犯”の汚名を着せられることになるかもしれない」と記した。