冠水した道路に倒れる2人

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中国・重慶市で25日、冠水した路上で2人の女性が倒れた。付近には大勢の人がいたが助けることができなかったという。

現場は重慶市渝中区の洪崖洞。目撃者によると、1人はうつぶせ、1人は仰向けで水の中に倒れていた。2人には四肢のけいれんや硬直など、感電した際に見られる特徴があったため、周囲にいた人々は自らも感電することを恐れ、救助することをためらっていたという。

その後、一部の人々が傘の柄や清掃員からもらったビニール袋などを用いて、女性らの体を移動させようと試みた。しばらく格闘した後、なんとか女性らを階段の段差まで移動させ、引き揚げることに成功。2人はその場で10分余り心肺蘇生を受け、救急車で病院に搬送された。

中国メディアの現代快報が地元当局から入手した情報によると、感電したとみられるのは母娘で、いずれも市外から訪れていた観光客だった。母親は大事には至らなかったものの、娘は依然として危険な状態だという。

一方、香港メディアの香港01は、当局が発表している情報が少ないことに不満の声が上がっていると伝えた。ネットユーザーからは、バス停の街路灯から漏電したのではないかとの見方が出ており、「洪崖洞は多くの人で混雑する観光地なのだから、問題があるのなら早急に点検すべきだ」との声も上がっているという。

洪崖洞はスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」のような雰囲気が味わえるとして人気の観光地。(翻訳・編集/北田)