ロシア、ソユーズ2.1bで国防省向け宇宙機を打ち上げ 「GLONASS-K1」の可能性
ロシア国防省は日本時間2026年8月24日、プレセツク宇宙基地から「Soyuz 2.1b(ソユーズ2.1b)」ロケットを打ち上げ、ロシア国防省の宇宙機を所定の軌道へ投入することに成功したと発表しました。
ロシア国防省は搭載された宇宙機の名称や用途を明らかにしていませんが、打ち上げ情報サイトなどでは、ロシアの衛星測位システムを構成する「GLONASS-K1」の打ち上げとみられています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:Soyuz 2.1b/Fregat(GLONASS-K1 No.19)
・ロケット:Soyuz 2.1b/Fregat
・打ち上げ日時:日本時間 2026年8月24日 11時40分
・発射場:プレセツク宇宙基地 43/3発射台(ロシア)
・ペイロード:GLONASS-K1 No.19 ※推定
ロシア国防省によると、ロケットの打ち上げと宇宙機の予定軌道への投入は正常に実施されました。打ち上げ後は地上設備による追跡が開始され、宇宙機は目標軌道への投入後、ロシア航空宇宙軍の宇宙部隊による運用に移行しています。宇宙機との安定したテレメトリー通信も確立されており、搭載システムは正常に機能しているということです。
宇宙開発情報サイト「RussianSpaceWeb」によると、事前に設定されたロケットの落下区域は、過去のGLONASS衛星打ち上げ時に使用された区域と一致していました。このため、今回の宇宙機はGLONASS-K1 No.19である可能性がありますが、現時点では正式に確認されていません。
GLONASSとは
GLONASS(グロナス)はロシアが運用する衛星測位システムです。アメリカの「GPS」、欧州の「Galileo」、中国の「北斗(BeiDou)」と同様に、測位や時刻情報を提供します。日本では準天頂衛星システム「みちびき」が測位サービスを提供しています。
GLONASS-K1はGLONASS衛星の第3世代にあたり、第2世代の「GLONASS-M」と比べて軽量化や測位精度の向上、消費電力の低減が図られています。衛星の質量は約935kgで、設計寿命は約10年です。
第3世代のGLONASS-Kは2011年から打ち上げられており、第2世代のGLONASS-Mからの置き換えが進められています。
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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部
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