りくりゅう婚約「雷が落ちた」出会いから7年 きっかけは「龍一くんって、すごくいい人だよ」の言葉 トライアウトで「ここまで相性が合うんだ」
2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアで、日本史上初めて金メダルを獲得した三浦璃来さんと木原龍一さんが23日、婚約したことを発表した。2019年7月に受けたトライアウトでの出会いから7年、2人は共同で「いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」とSNSにつづった。
7年前、木原さんと三浦さんは互いに、新たなペアのパートナーを探していた。2人の共通の友人で、アイスダンス元五輪代表の小松原美里さんが三浦さんに「龍一くんって、すごくいい人だよ」と助言し、木原さんを誘った。7月末にトライアウトを実施。のちの「りくりゅう」は、そのトライアウトで衝撃を受ける。
木原さんが三浦さんを真上に投げ、三浦さんが身体を回転させる技、ツイストリフトを実施。投げた瞬間に、木原さんは「雷が落ちた」と感じた。「ここまで相性が合うんだ」「感じたことのない高さ。『空中時間って、こんなに長いんだ』」。出会ってすぐに息ピッタリ。木原さんは「化学変化、そういったものがカップル競技に存在するんだな、と三浦さんと滑ってみて思いました」と、後の躍進につながる原点を語っていた。
「りくりゅう」結成後は、世界選手権優勝や、同一シーズンに主要国際大会を全て制する「年間グランドスラム」を達成するなどペアの歴史を作り続けた。そして2月、2度目の五輪となったミラノ・コルティナ大会では、伝説となったフリー「グラディエーター」でショートプログラム5位から大逆転し、日本史上初の金メダル。列島を感動の渦に巻き、五輪後の4月に競技からの引退を表明していた。
プロスケーターとしては、7〜8月に自身初プロデュースとなるアイスショー「THE DESTINY」を開催。ペアとアイスダンスに特化した極めて珍しいアイスショーを大成功させ、競技普及面でも活躍の場を広げている。新たな人生のステージを迎える「りくりゅう」。2人は「これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います」と思いを新たにした。
