YouTubeチャンネル「ありがてぃも」が、「知らなきゃ危険!日本で普通だがドイツで失礼になること」と題した動画を公開した。動画では、ドイツ出身のありがてぃも氏が、日本では一般的であっても、母国ドイツにおいてはマナー違反と受け取られかねない5つの行動とその背景について解説している。

ありがてぃも氏はまず、乾杯の際に「目を見ない」ことがドイツでは失礼にあたると説明する。中世の時代、毒殺を防ぐために強く乾杯して互いの飲み物を混ぜ合わせ、相手の目を見て確認したという説や、目を合わせないと「7年間恋愛がうまく行かない」という独自の迷信が存在することを明かした。続いて、誕生日の前倒し祝いについて言及。「当日の前に誕生日おめでとうみたいな感じ、そういう言葉は決してかけてはいけない」と語り、前もって祝うと幸せを邪魔する鬼に聞かれてしまうという言い伝えが背景にあると解説した。

さらに、日本とドイツの大きな違いとして「鼻をすする」行為を挙げる。日本では人前で鼻をかむことを躊躇し、鼻水が出てもすする人が多いが、ドイツではすする音に対して「恐怖症みたいな感じで」不快感を抱く人が多いため、人前でもすぐに鼻をかむべきだと語った。また、初対面での挨拶における握手のマナーにも触れ、男性同士の場合は手が痛くなるほど強く握る文化があることや、親しい間柄ではハグが一般的であることなど、日本にはないスキンシップの重要性を伝えた。

最後に、ドイツにおける外食時のチップ文化について解説。アメリカほど厳格ではないとしつつも、会計時には「10パーセントぐらいのチップが適切」とされ、端数を切り上げて支払うのが一般的だと述べる。義務ではないものの、チップを渡さないと気まずい空気が流れるとし、チップはあくまで良いサービスへの感謝を示すものだと結論付けた。動画は、日常の些細な行動にも歴史や文化の違いが色濃く反映されていることを示し、異文化を理解するための有益な知識を提供する内容となっている。

チャンネル情報

2023年に日本に移住したドイツ人です。 ドイツと日本の架け橋になりたいです!