CANYON「SPEEDMAX」ラインナップはプロ仕様の「CFR」シリーズと、フレーム形状を共通としながらカーボン素材を変更した「CF SLX」シリーズを展開

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「ライダーを速くする」新世代エアロシステム

 アイアンマン世界選手権で8度の優勝を飾り、トライアスロンレース「Challenge Roth」など世界最高峰のレースで数々の勝利に貢献してきた「CANYON(キャニオン)」の新型トライアスロンバイク「SPEEDMAX(スピードマックス)」は、単なるフルモデルチェンジではなく「世界最速のバイク」から「ライダーを最速へ導くシステム」へという新しい思想を掲げ、大幅な進化を遂げました。

 開発コンセプトとなるのは、新たに導入された「AeroID(エアロ・アイディー)」です。これまでヤン・フロデノ、パトリック・ランゲ、サム・レイドロー、ローラ・フィリップ、キャット・マシューズといった世界トップアスリートのために蓄積してきたノウハウを、市販モデルへ展開することが最大のテーマとなっています。

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 キャニオンが着目したのは、空気抵抗の約70%以上をライダー自身が占めているという事実です。そのため新型では、フレーム単体の性能を追求するだけではなく、ライダーのポジションや補給方法まで含めたシステム全体で空力性能を最適化しています。

「AeroID」は4つの要素で構成されています。

 新設計コックピットシステム「AeroShield(エアロシールド)」は、クローズド形状によって腕周辺の気流を整えながら、幅や長さ、グリップ角度まで細かく調整できます。さらに別売の「エアロシールド・プロ」は世界選手権で実戦投入された仕様を市販化したもので、標準仕様より300g軽く、45km/h走行時に約3Wの空気抵抗削減を実現しています。

 補給システムを空力デバイスとして設計した「AeroFuel(エアロフューエル)」は、前腕間に装着するエアロモジュールで、補給食へのアクセスを容易にすると同時に、最大7Wもの空気抵抗低減に貢献します。さらにフレーム内蔵ハイドレーションやサドル後方ストレージを組み合わせ、総容量3.5L以上という大容量収納を実現しました。

 アームパッド位置やスタック、リーチなどをミリ単位で調整可能な「AeroFit(エアロフィット)」は、キャニオン独自の「PPS(パーフェクト・ポジショニング・システム)2.0」によって、体格や理想のポジションに合わせたサイズ選択やセットアップを提案します。高い調整自由度と扱いやすさを両立した点も大きな魅力です。

 フレーム設計を担う「AeroBase(エアロベース)」も全面刷新されました。新しいカーボンレイアップによってCFRフレームは先代比250gの軽量化を達成し、完成車では最大約500gもの軽量化を実現しています。

 さらに全サイズ700Cホイールを採用しながら、サドル高630mmから対応する設計となり、小柄なライダーへの適合性も向上しました。

 実戦性能も抜かりありません。UDHディレーラーハンガーや最大31mmワイドタイヤへの対応、BB下収納スペースなど、レースで求められる機能性を充実させています。

 軽さ、整備性、拡張性まで高いレベルでまとめ上げられ、ロングディスタンスを戦い抜くための完成度をさらに高めました。

 ラインナップはプロ仕様となる「CFR」シリーズと、フレーム形状を共通としながらカーボン素材を変更した「CF SLX」シリーズを展開しており、世界最高峰のレースで培われたテクノロジーを、エリートだけでなくすべてのトライアスリートが体感できます。

 ラインナップと価格(消費税込)は以下の通りです。

「Speedmax CFR AXS SRAM RED AXS」183万円
「Speedmax CFR Di2 Shimano DURA-ACE Di2」183万円
「Speedmax CF SLX 8 Di2 Shimano ULTEGRA Di2」130万9000円
「Speedmax CF SLX 7 Di2 Shimano 105 Di2」109万9000円