中国大引:上海総合2.4%安で4日ぶり反落、半導体関連が急落
19日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比95.88ポイント(2.40%)安の3894.42ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家心理が悪化する流れ。中東情勢の不透明感が続いているほか、世界的な長期金利上昇が重しだ。戦闘終結に向けた米国とイランの「覚書」が失効する中、トランプ米大統領は18日、「イランとはいかなる協議もしていないし、予定もない」と発言。ホルムズ海峡の運航正常化も見通せず、WTI原油先物は7月下旬以来の高水準で推移している。中国本土や香港に対する影響の大きい米金利に関しては、18日の米債券市場で小幅に低下したとはいえ、10年債利回りは一時1年7カ月ぶり、30年債利回りは一時2007年以来の高水準を付けた。そのほか、米株安も逆風。18日の米株市場では、このところ堅調だったフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.9%安と大幅反落した。韓国や日本でも半導体関連が急落し、中国株マーケットにも売りが波及している。また、前日の上海総合指数は7月10日以来、1カ月超ぶりの高値水準を回復していたとあって、売り圧力も意識された。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)や銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)、光ファイバーケーブルの長飛光繊光纜(601869/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が9.0%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が8.9%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が7.6%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が13.1%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は6.9%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
非鉄・レアアース株も安い。廈門タングステン業(600549/SH)が7.6%、江西銅業(600362/SH)が5.5%、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.4%、広晟有色金属(600259/SH)が4.9%、中国北方稀土(600111/SH)が2.4%ずつ下落した。軍需産業株、インフラ建設株、自動車株、不動産株、医薬株、消費株、公益株、証券株なども売られている。
半面、銀行株は高い。中信銀行(601998/SH)が4.5%、中国農業銀行(601288/SH)が2.6%、上海銀行(601229/SH)が2.4%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、中国工商銀行(601398/SH)が1.7%ずつ上昇した。エネルギー株、海運株、通信株も買われている。
一方、中国ロボット開発大手の宇樹科技(Unitree:688836/SH)がきょう19日、上海の科創板に新規上場。公募価格(150.80人民元)を460.35%上回る845.00人民元で初日を終えた。人型ロボット銘柄の中国本土上場は初めてとなる。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.26ポイント(0.45%)安の280.63ポイント、深センB株指数が11.29ポイント(0.96%)安の1159.64ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家心理が悪化する流れ。中東情勢の不透明感が続いているほか、世界的な長期金利上昇が重しだ。戦闘終結に向けた米国とイランの「覚書」が失効する中、トランプ米大統領は18日、「イランとはいかなる協議もしていないし、予定もない」と発言。ホルムズ海峡の運航正常化も見通せず、WTI原油先物は7月下旬以来の高水準で推移している。中国本土や香港に対する影響の大きい米金利に関しては、18日の米債券市場で小幅に低下したとはいえ、10年債利回りは一時1年7カ月ぶり、30年債利回りは一時2007年以来の高水準を付けた。そのほか、米株安も逆風。18日の米株市場では、このところ堅調だったフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.9%安と大幅反落した。韓国や日本でも半導体関連が急落し、中国株マーケットにも売りが波及している。また、前日の上海総合指数は7月10日以来、1カ月超ぶりの高値水準を回復していたとあって、売り圧力も意識された。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)や銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)、光ファイバーケーブルの長飛光繊光纜(601869/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が9.0%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が8.9%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が7.6%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が13.1%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は6.9%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
非鉄・レアアース株も安い。廈門タングステン業(600549/SH)が7.6%、江西銅業(600362/SH)が5.5%、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.4%、広晟有色金属(600259/SH)が4.9%、中国北方稀土(600111/SH)が2.4%ずつ下落した。軍需産業株、インフラ建設株、自動車株、不動産株、医薬株、消費株、公益株、証券株なども売られている。
半面、銀行株は高い。中信銀行(601998/SH)が4.5%、中国農業銀行(601288/SH)が2.6%、上海銀行(601229/SH)が2.4%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、中国工商銀行(601398/SH)が1.7%ずつ上昇した。エネルギー株、海運株、通信株も買われている。
一方、中国ロボット開発大手の宇樹科技(Unitree:688836/SH)がきょう19日、上海の科創板に新規上場。公募価格(150.80人民元)を460.35%上回る845.00人民元で初日を終えた。人型ロボット銘柄の中国本土上場は初めてとなる。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.26ポイント(0.45%)安の280.63ポイント、深センB株指数が11.29ポイント(0.96%)安の1159.64ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
