将棋の「伊藤園お〜いお茶杯第67期王位戦七番勝負」第4局が8月18日、長崎市の「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」で行われている。白熱の中盤戦が続く中、時計の針が15時を回り、両対局者に待望の「午後のおやつ」が運ばれた。ここで藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)が注文したドリンクの“規格外のビジュアル”が、視聴者の度肝を抜いている。

【映像】衝撃のビジュ!藤井王位が選んだド迫力スムージー

 藤井王位が午後の糖分補給に選んだのは、島原地域の伝統スイーツである長崎旬香「かんざらし」と、「氷製フルーツ ミックススムージー」だ。自他共に認める「パイナップル好き」で、過去のタイトル戦でも度々パイナップルを使ったメニューを注文してきた藤井王位。老舗果実店直営カフェが大人気を誇るこのスムージーも長崎マンゴー、パイン、長崎みかんを使用し、加糖せずに果実の甘さのみで仕上げた贅沢な一品だが、驚くべきはその提供スタイルだった。なんとパイナップルの中身をくり抜き、そのまま丸ごと器として使用する超ゴージャスなドリンクとなっていたのだ。

 ド迫力のビジュアルが中継画面に映し出されると、ABEMAの視聴者も騒然。「パイナップルが立っちょる!」「すげーー」「めっちゃ豪華w」と驚きの声が殺到し、「パイナップルの圧がつよい」「すんごい映え」「これ程インパクトあるスムージー初めてみた…」とコメント欄は大きなどよめきに包まれた。さらに、大好きなパイナップルをこれでもかとアピールするような絶対王者のわんぱくな注文に対して「いいぞー聡太w」「これ初見の時のリアクション知りたいw」と声を上げるファンも続出していた。

 一方、伊藤匠二冠(叡王、王座、23)は、藤井王位と同じく長崎旬香「かんざらし」を注文し、ドリンクには「ゆうこう&長崎みかんジュース」とアイスティーを合わせた。両者が揃って選んだ「かんざらし」は、白玉粉で作った小さな団子を冷やし、ハチミツや砂糖などで作った特製の蜜をかけたもの。原料の餅米を大寒の日に水にさらすことが「寒(かん)ざらし」という名前の由来で、かつては砂糖やハチミツが贅沢品だったため、来客用の“おもてなしスイーツ”として重宝された歴史を持つ。令和3年度には文化庁の「100年フード」にも選出された、口の中でとろける上品な甘さと喉越しの良さが特徴の郷土菓子だ。一緒に添えられた夏のフルーツが、さらなる爽やかさを演出している。

 また、伊藤二冠が選んだジュースも、長崎でも限られた地域でしか栽培されない希少な柑橘「ゆうこう」と特産のみかんを合わせた香り豊かな一杯だった。

 長崎の自然と伝統がたっぷりと詰まった絶品おやつでリフレッシュした両者は、夕方に行われる1日目の封じ手に向けて、いよいよ本格的な盤上の激闘へと身を投じていく。
ABEMA/将棋チャンネルより)