熊本・八代で住宅の「公費解体」始まる、今回の地震では初…50年以上暮らした女性「悔しすぎる」と涙
熊本地震で最大震度6強を観測した熊本県八代市で17日午前、被災した住宅などを市が所有者に代わって解体・撤去する公費解体が始まった。
今回の地震で住宅の公費解体は初めて。
市によると、始まったのは二次被害や通行の妨げが懸念される建物などが対象の「緊急解体」で、所有者からの申請を待たずに行う。市内で100軒以上が対象となる見込み。
この日は午前8時半頃から住宅や店舗、空き家など4軒が並ぶ区画で作業が始まり、解体業者が重機でがれきの撤去などを行った。50年以上暮らしていた自宅が解体対象となった女性(75)は「家族との思い出が詰まった家。悔しすぎる」と涙を浮かべた。
熊本県の17日の発表によると、地震による住宅被害は午前8時時点で3万1644棟に上る。
