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8月は台風15号が逆走したり、千葉豪雨で甚大な被害が出たりしました。2026年の夏はいつもの夏と違う状況となっています。

そのひとつが13日の千葉豪雨です。千葉県では大雨特別警報が発表され、24時間の雨量は千葉市で8月の観測史上1位となる367ミリ、平年の8月1か月分の3倍を超える雨の量となりました。500ミリを超えたところもあります。

記録的な大雨となったポイントが「大量の湿った空気」と「風向き」です。13日の雨雲レーダーを振り返ってみると、南から次々と雨雲が流れ込んで、夕方から千葉付近に雨雲がかかり続けました。北寄りの風が吹き始めて、湿った南風とぶつかって雨雲が同じ場所で発達し続けたからです。

この湿った空気を運んできていたのが、逆走した台風15号です。

夏の太平洋高気圧が北に張り出していたため、台風15号はその縁に沿うように東から西へと進む異例の進路となって茨城県に初めて上陸しました。この台風が大量の湿った空気を吹き込んできたのです。

そもそもなぜ台風が逆走したり立て続けに発生したりしているのかというと、夏の太平洋高気圧が北に偏っていて、この縁で吹く▼東風と▼南西の季節風、この2つの風によって「大きな反時計回りの循環」ができていたんです。

いつもは台風をブロックする夏の太平洋高気圧があるはずの場所で台風が発生しやすい状況だったのです。

ただ、このあと次第に高気圧はいつもの場所に戻ってきそうです。日差しが戻って、厳しい残暑になりそうです。