英明ナインに「もっと応援届けたい」…倉庫に眠るトランペット、半世紀ぶりに奏でる
16日の全国高校野球で、英明は花巻東と対戦した。
「ファンファーレは爽快」
英明のアルプス席では、元PTA会長の大熊和史さん(64)が、スタンドの声援に乗せ、トランペットの音色を白球を追う選手たちに届けていた。
大勢の前で吹くのは吹奏楽部だった中学生以来。これまでは生徒たちと一緒に声をからしていたが、「子どもたちにもっと応援を届けたい」と約50年ぶりに自宅倉庫に眠っていたトランペットを引っ張り出した。
「ブライト」「Super Star!」など応援曲15曲の練習を始めたのは、甲子園1回戦の約1週間前。広いグラウンドいっぱいに音色を響かせるには体力も使うが、「安打を打った時のファンファーレは爽快」と笑う。「暑い中奮闘する選手たちにエールを届けたい」。トランペットを握る手に力がこもっていた。
