伊豆箱根鉄道、暑さ対策で乗務員の制帽着用を省略 猛暑受け、相鉄や東急など各社でルール緩和相次ぐ

小田原、南足柄両市を結ぶ大雄山線を運行する伊豆箱根鉄道(静岡県)は今月から、列車乗務員の制帽着用を省略している。気温上昇を踏まえた夏季の暑さ対策の一環で、熱中症予防や労働環境向上に努める。
対象は同線と、伊豆半島の駿豆線(同)の運転士や車掌、添乗する本社や技術の職員。乗務員室内では必要に応じて制帽をかぶらずに勤務することを認める。期間は10月31日までで、来年以降も5〜10月に限り着用省略を継続する。
同鉄道は「従業員が健康で安心して働ける職場環境づくりを推進することが目的」と説明。省略の運用中も「節度ある身だしなみを保持する」とした。
猛暑を受け、屋外勤務の多い鉄道各社は夏の制服着用ルールを相次いで緩和している。制帽の省略は相模鉄道(横浜市西区)や東急電鉄など多くの事業者が実施。速乾性や着心地に優れたポロシャツも、相鉄や小田急電鉄などが導入した。
