岡本和真が日本人今季3人目のシーズン100安打「明日も頑張ります」 ブルージェイズついにワイルドカード圏内浮上
◆米大リーグ ブルージェイズ4―1ヤンキース(15日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)
ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・ヤンキース戦に「5番・三塁」でフル出場し、4打数1安打で、今季の安打数が100安打となった。日本人選手ではドジャース・大谷翔平投手(32)、カブス・鈴木誠也外野手(31)に続いて3人目の100安打達成となった。ブルージェイズは、ヤンキースに2連勝。試合終了時点でワイルドカード枠最後の1枠にツインズ、レンジャーズ、タイガースとともにゲーム差なしで並び、ついにワイルドカード圏内に浮上した。
メジャー100本目は、技ありの一打だった。1−1で迎えた6回1死一塁の3打席目。先発シュリトラーの97球目だった。岡本は、見送ればボールの外角へのカットボールをバットの先で合わせると、最後は左手一本でセンターに運んだ。公式戦125試合目での3桁安打到達となった。
ヤンキース先発は、試合前の時点で今季10勝6敗、防御率2・21と好調でサイ・ヤング賞候補の1人でもあるシュリトラー。岡本は6月19日の前回対戦で左翼への15号本塁打を放っていた。この日は初回2死一、二塁、3回2死一、三塁といずれも得点圏に走者を置いてカットボールで凡退していたが、3打席目に結果を出した。
第4打席の2死満塁では打球速度98・6マイル(158・7キロ)の強い当たりが右翼手の正面に飛ぶ不運もあったが、「勝ってるから、いいんじゃないかと思います。勝ってるのが一番」と岡本。残り37試合となった今、勝ち星こそが究極の目標。7回にマカドゥの左中間適時二塁打で勝ち越し、終盤の追加点で4―1と競り勝った内容にこそ価値を見ている。
ついに、試合終了時点で、ツインズ、レンジャーズ、タイガースとゲーム差なしで並んで、ワイルドカード争いの第3スポットに浮上。シュナイダー監督は「直近のシリーズで同地区(レッドソックスとヤンキース)に勝ち越したのは良かった。まだ多くの試合があり、(第3スポットは)5、6チームの混戦です。我々はアクセルを踏み続けてどんな形であれ勝利を重ねていくだけ。最終的なゴールは最後までたどり着くことだが、それは37試合先の話。チームの状態はいいし、ここまで必死に戦いながら這い上がってきた姿勢も好ましく思います」と語った。
前日走塁で交錯し負傷退場したゲレロは、脳震盪による7日間の特定負傷者リスト(IL)入りして離脱。スラッガー岡本への期待がさらに高まる。勝敗表は「みてないです。明日も頑張ります」と岡本。目の前の戦いに最善を尽くす。
