横浜「緑区の味」広めるメニュー考案 飲食店主と生産者交流、地産地消を加速

都市農業が盛んな横浜市緑区で、地産地消の取り組みが加速している。飲食店の有志と生産者が交流を重ね、互いの考えやニーズを共有。地場野菜を使って試食会を開いたり、出荷状況に合わせた新たなメニューを考案したりして「緑区の味」を広めている。
「このナスとジャンボシシトウは地元産。みずみずしくておいしいですよ」
同区十日市場町の中華料理店「海陽飯店」。店主の鳥海文雄さん(62)が日替わりメニューの一つ、マーボーナスの具材を紹介していく。同店は固定のメニューを設けず、その日に手に入った地場野菜を生かすための「最良の一品」を提供しているという。
仕入れ先は、店舗近くにある地元農家の直売所「野彩家 佐藤農園」。同区内に畑を構え、ナスやスイカなど年間約60〜70種類の野菜を栽培している店主の佐藤健太さん(36)は「新鮮な野菜のおいしさをお客さんに届けてくれて、ありがたい」と喜ぶ。
