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線状降水帯が相次いで発生し記録的な豪雨となった千葉県。これまでに8人の死亡が確認されました。これまでに経験のない豪雨は大きな爪痕を残しました。

■街には多くの車が取り残されたままに…

記者
「住宅が一部孤立しているように見えます。男性の太ももあたりまで水が来ています」

道路は寸断され、土砂崩れも至るところで発生。

川が氾濫した影響でしょうか、バスが今にも落ちそうな状態で止まっています。川沿いでは、地割れが起きたかのように道が寸断されています。

線状降水帯の発生情報が3度発表され、数年に1度レベルの雨が降ったことを知らせる「記録的短時間大雨速報」が、実に25回も発表された千葉県

住宅街を流れる川は、夕方から日付が変わる頃までの間に橋の高さまで一気に増水。道路もあっという間に冠水し、動けなくなる車が続出。

撮影者
「大丈夫ですか?エンジン切った方がいい」

街には多くの車が取り残されたままの状態に。

直川貴博キャスター
「道路の左側に止まっている車、乗っている人がいない。水没した車だとみられます」

■自宅が浸水「ここまでひどいのは初めて」

街では片付けに追われていました。自転車店では浸水するのは3回目だといいます。

自転車店の人
「レジ・電話機・テレビ・冷蔵庫なにもかも(水没)。今回は水の上がり方が全然違った」
「(Q:胸のあたりの高さ?)そうです。想像つかない」

店内の半分ほどの高さまで水が来ていました。

自転車店の人
「まさかこんなにとは思いませんでした。怖かったですね」

自宅の周りがまだ冠水している人も。

高校1年生
「(Q:あのおうち?)これでも(水は)まだひきました。こっちが高い。こっちから回って来た」

自宅は14日朝まで浸水していて、今は別の家に避難しているといいます。

高校1年生
「3日間のお盆休み、そろそろ部活も始まっちゃう。早めに片付けたりしないと」

自宅が浸水した男性。

住人
「この辺まできたんじゃないか」

直川貴博キャスター
「腰の高さくらいまで、生々しく線になって」

住人
「きのう帰れたのが夜中の12時くらい。その頃には水がひいていた。家入るまでこうなっていると思っていなかった」

直川貴博キャスター
「ここにいなくてよかった」

住人
「本当に良かったです。それだけでも」

友人たちの助けを借りて片付けを進めています。

直川貴博キャスター
「千葉市は都市。都市の水害の経験は?」

住人
「小さい頃に床の下まで(水が)入ったことはあるが、ここまでひどいのは初めて。周りの方も見たことない、聞いたことないと」

■都市型水害…深刻なのは交通障害

都市型水害だからこそ、深刻な問題となったのが交通障害です。
帰る手段がなくなり、県庁で寝泊まりする人や、駅では朝を迎えても運転再開を待つ人たちの姿が。

千葉駅でのアナウンス
「現在のところ、お昼ごろまで運転はございません」

成田空港に向かう途中の人
「7時間くらいですかね。きのう午後11時くらいから」

タクシーに乗ろうとしても行列が…

帰宅途中の人
「(Q:どのくらい待ってる?)12時間くらい」
「(Q:一晩ここで?)そういうことです」

午後になっても状況は変わらず。

出勤中の人
「(Q:タクシー乗り場すごい列ですが)(仕事だけど)電車もバスもなくて並ばざるをえず。もうちょっとで5時間くらい」

「(Q:タクシー以外に移動手段がないってことですよね)あとは歩きしかない」

そしてようやく…

「お仕事頑張ってください」

「行ってきます」

千葉県内では170棟を超える家屋に浸水被害が出ているほか、冠水などによって、これまでに8人が亡くなっています。