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 ◇セ・リーグ 巨人2―3阪神(2026年8月13日 東京D)

 巨人が優勝を争う天王山で首位・阪神に本拠で悪夢の3連敗を喫した。この敗戦で、今季の阪神戦成績を7勝13敗とし同カード2年連続の負け越しが決定。ゲーム差は「3」に広がった。また、東京ドームで阪神に球団ワースト記録に並ぶシーズン10敗目。97年ヤクルト戦以来29年ぶりの屈辱となった。

 初回から緊迫感が漂う戦いとなった。この日に昇格し、7月22日の広島戦(東京D)以来22日ぶりの1軍先発マウンドとなった西舘は、初回3球で2死を奪った後、森下の背中に死球をぶつけ阪神ベンチから藤川監督が鬼の形相で飛び出す波乱の展開。しかし、続く4番・佐藤輝を空振り三振に斬ると、2回もアウトすべてを三振で奪うなど力投を見せた。

 打線は0―0の3回に、この日昇格した中山が無死一塁から左中間スタンドに先制の今季1号2ラン。スタンドは大歓声に包まれたが、直後の4回に西舘が佐藤輝に27号ソロを浴びる。さらに1点リードのまま迎えた6回1死一塁には坂本に逆転の6号2ランを浴び無念の降板。7月15日のヤクルト戦(神宮)以来29日ぶりとなる今季3勝目を目指しマウンドに上がった西舘は、ベンチでガックリ肩を落とした。

 結局、得点は中山の2ランだけで、あと1点及ばず。負けられない真夏の東京D決戦で屈辱の3連敗を喫した。先発登板の西舘は今季3敗目。なお、巨人にシーズン勝ち越しを決めた阪神は、最短で15日に初優勝マジックが点灯する。

 巨人は阪神戦に2年連続負け越し。24年は12勝12敗1分けのタイだったが、その前も21年から23年まで3年連続で負け越しており、阪神戦にシーズン勝ち越しを決めたのは2020年(16勝8敗)が最後で、「伝統に一戦」は直近6年で一度も勝ち越せていない。