<娘の言葉>白い壁に「あおいろ」意味がわからない<第44話>【まんが】#本当にあった不思議な体験

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私(サユリ)は、夫のタイチと2歳の娘メイとの3人家族。正社員としてフルタイムで働いているため、夫と協力して家事育児をこなしています。娘のメイは、1歳の頃から保育園にお世話になっています。最近はボキャブラリーも増え一気にお話が上手になり、楽しく会話できるようになってきました。仕事は大変だし、家事はエンドレスだし、くたくたになることも多いけれど、娘との時間に尊さを感じながら日々の生活を大切に過ごしています。



一時期、イヤイヤ期がひどかった娘ですが、いまでは、言葉がスムーズに出るようになり、だいぶ落ち着いてきました。「自分の気持ちを言葉にできるって大切なのね」とつくづく思いながら、最近は平和な日常を送っていたのです。

ある日から……娘は誰もいない場所に向かって微笑みながら「あおいろ」と言っています。



娘が見つめている先は何もない白い壁です。



「あおいろのこ」

娘がそう言ったつぎの瞬間、私の肩が「ズシン」と重たくなったのです。急激に重たくなる肩。そして血の気が引くように身体中が冷たくなっていくのを感じます。娘は変わらず真顔で私の肩を見つめています。さらに「はぁ……はぁ…………」苦しんでいるような子どもの息遣いが耳元で聞こえてきました。



いったいわが家にいた「あおいろのこ」とは何だったのでしょうか。

その正体については、いまだに分かっていません。

それ以来、娘から「あおいろのこ」の話を聞くことはありません。

私におんぶをしてもらいたいと娘に伝え、私の肩に憑いて、祓ってもらったことでいなくなった……。

分かっている状況だけでも、世にも奇妙なものであることは間違いないでしょう。

あのまま「あおいろのこ」がわが家にいたら……?

ふと考えると身の毛がよだつようです。

原案・ママスタ 脚本 渡辺多絵  編集・石井弥沙