きょうの為替市場、NY時間に入ってドル安が優勢となり、ドル円は158円台に値を落としている。先ほど発表の米消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容となった。コア指数が落ち着いた伸びとなり、FRBに対する利上げ圧力はさらに後退している。コア指数が前月比0.2%上昇。前年比で2.5%上昇と、2021年3月以来の低い伸びに並んだ。

 今回の結果は、イラン紛争に伴うエネルギー価格急騰の影響が7月も和らいだことを示唆。足元では雇用の伸びも鈍化しており、FRBの9月FOMCで利上げの是非を判断する際、インフレ抑制と雇用への下振れリスクを比較する余地が広がった。

 ただし、9月FOMCまでには雇用やインフレに関する追加の経済指標が発表される。市場では、今月後半に開催されるジャクソンホール会議でのウォーシュ議長の発言にも注目が集まっている。短期金融市場では9月利上げの確率が40%程度まで後退。

 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は159円に観測されている。

12日(水)
159.00(11.7億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美